文学部 人文学科 歴史学コース イスラム文明学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
History of Islamic Civilization (Lecture V)
|
科目ナンバリングコード: LET-HUM2464J 講義コード: 17056008 2017 前期 集中 箱崎 イスラム演習室 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
約500年間続いたアッバース朝カリフ支配体制の大半の時期において、カリフ権力から独立ないし半独立状態の地域権力が各地で興亡を繰り広げた。これらの地域権力(軍事政権ないし王朝ともいう)に対する個別の研究は多数存在するが、これを総括する研究はいまだ現れていない。そこで、本講義ではいくつかの地域権力の勃興期に注目し、それらが出現するに至る歴史的背景や出現の具体的な状況を明らかにすることで、アッバース朝支配体制下に地域権力が興ることの意味を見出すことを目標とする。 (There were many local Amirates, which had risen and fallen as the independent or semi-independent powers under the Abbasid caliphate during the five hundred years of the rule. Although we have many studies about the history of each of the amirates, there is no comprehensive study about them. So, This course aims to ask the historical significance of these amirates having existed under the Abbasid rule.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : アッバース朝、カリフ、地域権力、アミール、アグラブ朝、イフシード朝、トゥールーン朝、ターヒル朝、サッファール朝、ハムダーン朝、サーマーン朝、ブワイフ朝、ガズナ朝 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : アラビア語およびペルシア語の基礎を履修していること 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
2017年9月16日から19日
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 講義開始1か月前までに提示予定 参考書 : 嶋田襄平『イスラムの国家と社会』(世界歴史叢書)岩波書店、1977年 R. N. Frye, The Cambridge History of Iran, Volume 4, Cambridge U.P., 1975 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : レポートは授業内で課す小レポート(授業への貢献度で評価)と講義終了後1週間をめどに電子メールで提出するレポートの2種がある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 講義の前後(特に講義終了後) 授業以外での学習に当たって : 初日の講義開始までにアラビア語テキストの指定箇所を予習しておくこと 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |