文学部 人文学科 歴史学コース
イスラム文明学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
イスラム史学講義 IX
History of Islamic Civilization (Lecture IX)
講義題目  イスラーム史基礎論
教授 清水 和裕
科目ナンバリングコード: LET-HUM3463J
講義コード: 17055106
2017 前期
毎週 金曜2限
箱崎 301 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/12 (16:45)
授業の概要 イスラーム研究を行うに当たって基礎となる、イスラームの宗派性について、シーア派とスンナ派の形成、それぞれの特徴、およびイスラーム国家論・カリフ論との関係を中心に論じる。

(This lecture course is designed to introduce students to the basic knowledge of Islamic religious sects. Attention will be paid to the formation of historical Islamic states.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : イスラム史についての基本的な知識を持っていることが望ましい
特記事項 本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
イスラーム史研究を通じて、人文学の基礎知識を踏まえ、現代人文学の視座の特質を十分に理解している。 イスラーム史研究を通じて、人文学の基礎知識を踏まえ、現代人文学の視座の特質をおおむね理解している。 イスラーム史研究を通じて、人文学の基礎知識を踏まえ、現代人文学の視座の特質をある程度理解している。 イスラーム史研究を通じて、人文学の基礎知識を踏まえ、現代人文学の視座の特質を理解する程度が不足している。
B_B2-c [思考能力]
人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力を身に付ける。
初期イスラーム史研究の方法と思考能力を十分に理解している。 初期イスラーム史研究の方法と思考能力をおおむね理解している。 初期イスラーム史研究の方法と思考能力をある程度理解している。 初期イスラーム史研究の方法と思考能力が十分に身についていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 必要があれば、適宜演習中に指示・配布する
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イスラームの基礎知識
2 初期イスラーム国家における路線対立
3 ハディースの継承とアーイシャの役割
4 アリーとその親族を巡る言説
5 アリーとムアーウィヤ
6 シーア派の成立
7 スンナ派とハディースの徒

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B2-c
[思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)