文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地理学講義 VIII
Geography (Lecture VIII)
講義題目  社会地理学の基本問題
教授 遠城 明雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM3742J
講義コード: 17054605
2017 後期
毎週 木曜2限
箱崎 104 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/12/4 (20:16)
授業の概要 この授業では、社会地理学の基本的視点を解説し、それに基づいて近・現代世界の地域構造とその諸問題を考えたいと思います。具体的には、社会地理学の基本的視点(空間の知覚と行動、土地利用をめぐる紛争、社会的不平等など)を取り上げたのち、資源と産業、生活と文化、グローバル化と現代世界、都市の変容(人口、脱工業化、観光資源)、経済と産業立地などいくつかのトピックを論じたいと思います。

(This course provides an overview of basic history, concepts and perspectives of contemporary social geography. Attention will be the approach of the social production of space, place and territory, and the spatial dimension of human action.)
キーワード : 社会地理学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
社会地理学の基本的視点や概念について、その社会的・学問的背景を踏まえて、批判的に評価し、自らの視点から使いこなすことができる 社会地理学の基本的視点や概念について、批判的に評価し、自らの言葉で説明することができる。 社会地理学の基本的視点や基本概念の展開について、理解することができる。 社会地理学の基本的視点について理解することができる。
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
社会地理学の方法を用いて、近現代世界の形成過程や諸問題を自らの視点から、批判的に分析することができる。 社会地理学の方法を用いて、近現代世界の諸問題を批判的に指摘することができる。 社会地理学の方法を用いて、近現代世界の諸問題とその背景を理解することができる。 社会地理学の方法を用いて、近現代世界の諸問題を理解することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : プリントを配付する予定です。
参考書 : 授業中に適宜紹介します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業全体の概要
2 1970年代以降の社会地理学研究
3 空間の社会的生産という問題をめぐって
4 「ジェントリフィケーション」と都市の社会的不平等
5 文化・社会・経済をめぐる地理学
6 全体のまとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_A-e
[現代世界の理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 授業期間中に基本概念の理解を試すレポートを、また学期末にまとめのレポートを、それぞれ提出してもらいます。
第1回レポート:締切11月16日の授業まで。
第2回レポート:締切12月21日の授業まで
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)