文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 専攻学生の2年生は必ず履修すること
地理学演習 III
Geography (Seminar III)
講義題目  人文地理学入門
教授 高木 彰彦
科目ナンバリングコード: LET-HUM2753J
講義コード: 17051109
2017 前期
毎週 月曜2限
箱崎 地理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/12 (19:47)
授業の概要 この演習では、地理学の研究に必要な資料・文献の収集方法、統計処理、エクセル、イラストレーター、アークGISなどパソコンソフトの使い方等の基礎を学びます。とくに以下の項目に関する基礎的内容を修得します。

(In this seminar course, students learn basics for geographical studies such as the method for collecting documents and data, statistical processing for the data and the making of figures and tables through using Excel, illustrator and Arc GIS. )
キーワード : 地域統計、基礎統計量とグラフ表現、地域特性、サンプリングと調査法、質問票の作成、地域的分布/空間分析、地域の分類、統計地図、検定と推定、統計処理
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
地理学的に適切な資料を集めてエクセル、イラストレーターで処理できるとともに、ArcGisで処理できる。 地理学的に適切な資料を集めてエクセルで処理できるとともに、イラストレーターで地図化できる。 地理学的に適切な資料を集めることができ、エクセルで処理できる。 地理学的に適切な資料を集めることができない。
B_B2-d [専門的思考方法]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
地理学的思考に相応しい現象や事項を取り上げ、地理学的に適切に考えることができる。 地理学的思考に相応しい現象や事項を取り上げ、適切に考えることができる。 地理学的に意味のある事項や現象を考えることができる。 地理学的に意味のある事項と意味のない事項の区別ができない。
B_C-a [積極性]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。
パソコン等の機器、ソフトの利用、統計処理の方法に積極的に取り組み、内容を習熟している。 パソコン等の機器、ソフトの利用、統計処理の方法に積極的に取り組むことができる。 パソコン等の機器、ソフトの利用、統計処理の方法にある程度取り組むことができる。 パソコン等の機器、ソフトの利用、統計処理の方法に消極的である。
キーワードの把握
以下のキーワードの概念を把握し身につける。
@地域統計、A基礎統計量とグラフ表現、B地域特性分析、Cサンプリングと調査法、D質問票の作成、E地域的分布/空間分析、F地域の分類、G検定と推定、H統計地図、I統計処理
10のキーワードのうち9以上を理解できる。 10のキーワードのうち8つを理解できる。 10のキーワードのうち6つを理解できる。 10のキーワードの5つ未満しか理解できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 野間晴雄ほか(2012)『ジオ・パルNEO−地理学・地域調査便利帖』海青社。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 1.イントロダクション
2 2.キャンパスウォッチング−身近な風景を観察する キャンパスウォッチングの感想をまとめる
3 3.GPSの操作の仕方とパソコン上への取り込み GPSを使いこなせるようになる
4 4.統計資料の集め方と処理@−統計資料の集め方、統計処理、検定と推定 授業中に出された課題を仕上げる
5 5.統計資料の集め方と処理A−エクセルを用いた基礎統計量とグラフ表現 授業中に出された課題を仕上げる
6 6.統計資料の集め方と処理B−地域特性分析、統計処理 授業中に出された課題を仕上げる
7 7.統計データの地図化@〜B−イラストレーターを用いた地図化作業による地域の分類 授業中に出された課題を仕上げる
8 8.統計データの地図化C・D−GISを用いた統計地図作成と地域的分布/空間分析 授業中に出された課題を仕上げる
9 9.アンケートの基礎を学ぶ@−サンプリングと調査法 授業中に出された課題を仕上げる
10 10.アンケートの基礎を学ぶA−質問票の作成 授業中に出された課題を仕上げる
11 11.地理学文献の収集と方法 授業中に出された課題を仕上げる

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-e
[専門資料の分析]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_C-a
[積極性]

キーワードの把握
備考(欠格条件、割合等)
レポート 60%
出席 40%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 授業中に課す課題について作業し結果を提出する
学習相談 学習相談 : 木曜日13時30分−14時30分

授業以外での学習に当たって : 各回の授業で作業課題を指示するので、授業時間中に課題が仕上がらない場合には、授業以外の時間を利用して、その課題を仕上げること。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)