文学部 人文学科 文学コース 国語学・国文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 3年生 4年生 対象学部等: |
Japanese Linguistics (Seminar III)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3515J 講義コード: 17052206 2017 前期 毎週 火曜3限 箱崎 国文演 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
『中華若木詩抄』は,中世室町期の口語を反映した「抄物資料」の1つである。ここに見られる言語事象を,その他の抄物資料を利用しながら考察する。そして,同時期の口語資料である「キリシタン資料」「狂言資料」などを参看し、室町時代語という観点から検討する。さらに,古代語から近代語への過渡期であることに注目し,通史的観点からの考察を行う。考察にあたっては,各時代の文献資料の性格を十分に考慮しながら行う。 『中華若木詩抄』は約300首の七言絶句に注釈が施されたものであり,1人1首ずつ担当することによって行う。担当箇所について,@よみ,A考察,B研究,の3つを課す。受講者全員による活発な意見交換が望まれる。 (In this seminar, students will read over "Chuuka-Jakuboku-si-shoo".) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 中世語,抄物資料 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : 日本語史に関する概説的な知識 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(国語) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 『語学資料としての中華若木詩抄』(清文堂) 参考書 : 『中華若木詩抄』(岩波新日本古典文学大系) 『中華若木詩抄』(勉誠社文庫) 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 週2時間のオフィスアワーの他,随時相談に応じる。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |