文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
国文学講義 II
Japanese Literature (Lecture II)
講義題目  『堤中納言物語』と物語史U
教授 辛島 正雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM2522J
講義コード: 17055607
2017 後期
毎週 金曜2限
箱崎 302 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/31 (15:49)
授業の概要 短編物語集『堤中納言物語』所載の諸編を読解するなかで、物語史上の問題を考える。

(This lecture cource focuses on "Tsutsumi Chunagon Monogatari"(Short Stories of Heian Period).)
キーワード : 作り物語 短編と長編 成立の時期と背景 
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
『堤中納言物語』の特徴を理解し、個々の作品の特徴も理解し、かつ相互の関連性をも理解した。 『堤中納言物語』の特徴を理解し、個々の作品の特徴も理解した。 『堤中納言物語』の特徴を理解したが、個々の作品の理解に不足がある。 『堤中納言物語』の特徴についての理解、個々の作品の特徴についての理解ともに不足がある。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : (1)大槻修校注『堤中納言物語』(岩波文庫)
(2)横溝博・久下裕利編『堤中納言物語の新世界』(武蔵野書院)
参考書 : 鈴木一雄著『堤中納言物語序説』(桜楓社)
井上新子著『堤中納言物語の言語空間』(翰林書房)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 10月4日(水)『堤中納言物語』概説
2 10月13日「貝合」について(1)
3 10月20日「貝合」について(2)
4 10月27日「思はぬ方にとまりする少将」について(1)
5 11月10日「思はぬ方にとまりする少将」について(2)
6 11月17日「思はぬ方にとまりする少将」について(3)
7 11月24日「はなだの女御」について(1)
8 12月1日「はなだの女御」について(2)
9 12月8日「はいずみ」について(1)
10 12月15日「はいずみ」について(2)
11 12月22日「はいずみ」について(3)
12 1月15日(月)「よしなしごと」について(1)
13 1月19日「よしなしごと」について(2)
14 1月26日「断章 冬ごもる」について―全体のまとめと定期試験に向けての注意。
15 2月2日 予備日

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-a
[古典の読解]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : テキストを事前によく読んでおくこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)