文学部 人文学科 人間科学コース

コース共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
社会学概論
Introduction to Sociology
講義題目  現代社会の社会学
教授 安立 清史
科目ナンバリングコード: LET-HUM2706J
講義コード: 17054210
2017 前期
毎週 木曜3限
箱崎 中講義室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/20 (10:12)
授業の概要 「社会」とは何か、「社会学」とは何か、現代社会はどこへ向かうのか、世界の直面する諸問題を取り上げながら、「社会」と「社会学」について講義する。現代社会の特徴として、グローバル資本主義化が進む一方で、ナショナリズムが吹き荒れるなど、様々な矛盾とパラドクスをはらむ異なるベクトルが入り乱れていることがある。
こうした現代社会の特徴を、読み解いていくため、テキストとして見田宗介の『社会学入門』(岩波新書)を道案内にしながら、本講義の独特のいくつかの視点やトピックス(「非営利」セクター、福祉と社会、ボランティアとNPO、「地方消滅」など)に言及しながら、講義していく。

(Introduction to Sociology; A critical view of contemporary world.
This course provides an in-depth examination of contemporary world.system. The course also occasionally touches on relevant topics in Japan.)
キーワード : 社会、福祉、現代社会、グローバル化、ナショナリズム、非営利
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
現代世界の理解について、講義や教科書以上のことを学び、理解している 現代世界の理解について、講義や教科書をよく理解している。 現代世界の理解について、講義や教科書を学んでいる。 現代世界の理解について、講義や教科書の理解が足りない。
B_B2-b [問題提起力]
新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示する能力を身に付ける。
[問題提起力]について講義や教科書以上のことを学び、理解している [問題提起力]について講義や教科書を学び、理解している [問題提起力]について講義や教科書を学んでいる。 [問題提起力]について講義や教科書の理解が足りない。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
[総合把握力]ついて講義や教科書以上のことを学び、理解している [総合把握力]ついて講義や教科書のことを学び、理解している [総合把握力]ついて講義や教科書を学んでいる。 [総合把握力]ついて講義や教科書の理解が足りない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 見田宗介『社会学入門』(岩波新書)。その他、授業中に紹介する。
参考書 : 授業中に紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 社会学入門
2 「世界がグローバル資本主義に翻弄されていく」
3 「国家や政府が小さくなっていく」
4 「グローバル化が進むほどにナショナリズムが勃興する」
5 「社会問題解決のために非営利セクターの役割が大きくなる」
6 現代社会の矛盾、「社会が会社になっていく」
7 1954年の「ゴジラ」
8 2016年の「シン・ゴジラ」
9 「ゴジラ」 vs.「シン・ゴジラ」から「風の谷のナウシカ」へ
10 「地方消滅」
11 「無縁社会」
12 「少子化と人口減少」
13 「高齢社会のペシミズム」
14 「グローバル化とグローバル・シビル・ソサエティー」
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B2-b
[問題提起力]
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
出席
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : ずいじ行う感想文の内容を評価する
学習相談 学習相談 : 事前のアポイントメントが必要

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)