文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
生理・比較心理学講義 I
Physiological and Comparative Psychology I
講義題目  心理学における神経科学・生理学的手法の活用
大正大学心理社会学部 准教授 荒生 弘史
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 前期
集中
箱崎 心理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/8/27 (23:52)
授業の概要 実験心理学における神経科学・生理学的手法の活用について、実例にふれながら概説する。特に、行動指標を用いることができる学生が、実際に次の一手としても取り組みやすい手法の理論的背景や実際について重点を置く。

(This course introduces neuroscientific and physiological methods applicable to researches on psychological topics. )
キーワード : 実験心理学、神経科学、生理学、行動指標、生理指標、ラテラリティ、脳波、事象関連電位
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 2017年9月5日(火)3-5限
2017年9月6日(水)2-5限
2017年9月7日(木)2-5限
2017年9月6日(金)2-5限
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(公民)
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
当該研究手法について十分な知識を有しており、自ら問題を設定し応用可能である。 当該研究手法について十分な知識を有している。 当該研究手法についてある程度の知識を有している。 当該研究手法についての理解が断片的である。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
当該テーマの論文等にある研究手法と結果を適切に理解し、自らの観点から意見を述べることができる。 当該テーマの論文等にある研究手法と結果を適格に理解することができる。 当該テーマの論文等にある研究手法と結果をある程度理解することができる。 当該テーマの論文等にある研究手法と結果に関する理解が断片的である。
B_B1-f [批判的討論]
批判的な討論を通して、自らの意見をより客観的視点から組み立てる姿勢を養うことができる。
当該テーマの研究事例について、自らの観点から、的確に、問題点の指摘と改善策の提案、発展例の提案等ができる。 当該テーマの研究事例について、問題点の指摘と改善策の提案、発展例の提案等ができる。 当該テーマの研究事例について、問題点の指摘ができる。 当該テーマの研究事例について、説明はできても、批判的検討が十分ではない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 適宜紹介します。
授業資料 : 授業中に配布します。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
以降、下記の内容について、実測や、実際の研究事例やデータについてのディスカッション等もまじえながら進める。
2 脳機能とその神経科学的背景、心的情報処理と大脳半球機能差、健常者を対象にした行動指標で迫る大脳半球機能差、視野分割呈示法・両耳分離聴法とその様々な応用
3 神経科学的・生理学的手法の基礎、心的情報処理と脳波・事象関連電位、脳波の周波数分析、P300、N400等の事象関連電位、知覚・認知・感情研究における脳波・事象関連電位の活用と実社会の問題への応用

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-e
[専門資料の分析]
B_B1-f
[批判的討論]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 80%
授業への貢献度 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 授業中に折々課題(小レポート)を実施し、それをもとにディスカッションを行う。
それ以外に、授業外課題(レポート)を実施する。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)