文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
社会心理学講義IV
Social Psychology IV
講義題目  組織心理学
准教授/教育学部 池田 浩
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 前期
毎週 月曜3限
箱崎 202 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/4/10 (19:24)
授業の概要 組織心理学とは、企業をはじめとした様々な組織で働く人々の心理や行動を対象とする学問である。あらゆる組織が人の集まりによって営まれる限り、そこで働く人々の心理や行動は組織の生産性を大きく左右する。それ故、心理学が誕生した頃から、働く人々の心理に大きな関心が寄せられてきた。社会心理学W(組織心理学)では、産業・組織心理学の歴史的変遷を紹介しながら、ワークモチベーションや人事評価、キャリア、リーダーシップなど代表的なトピックを中心に概説していく。

(This class will provide an overview of many of the important theories and topics that organizational psychology study, including work motivation, career, leadership. )
キーワード : 組織心理学、ワークモチベーション、キャリア、人事評価、リーダーシップ
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 心理学に関する基礎的な科目を履修しておくことが望ましい。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
組織心理学に関する基本的な理論や原理を正確に理解する。
組織心理学に関する理論や専門用語を的確に説明できる。 組織心理学に関する理論や専門用語の概要を説明できる。 組織心理学に関する理論や専門用語のうち基本的なものを説明できる。 組織心理学に関する理論や専門用語について知らない。
B_B1-d [専門的研究手法]
組織心理学の研究手法やアプローチを理解する
組織心理学的知見をえるための方法論について自分なりのやり方を提案できる。 組織心理学的知見を得るための方法論について自分で調べることができる。 組織心理学的知見を得るための方法論について理解できる 組織心理学的知見について理解できない
汎用的技能
組織で生じる出来事を論理的に理解する
組織で生じる出来事の原因を想定し、その因果関係を論理的かつ納得的に説明することができる 組織で生じる出来事の原因を想定し、論理的に説明することができる 組織で生じる出来事の原因を想定し、その因果関係を説明できる 組織で生じる出来事がなぜ起こるのか説明できない
態度・志向性
身近な出来事やニュースなどを、身につけた組織心理学の理論をもとに解釈し、それが発生した心理的jなメカニズムを説明することができるようになる。
身の回りの出来事が発生した心理的メカニズムを組織心理学で学んだ理論や専門用語を踏まえて的確に説明できる。 身の回りの出来事が発生した心理的メカニズムを組織心理学で学んだ理論や専門用語を踏まえておおよそ説明できる。 組織心理学で学んだ理論や専門用語がどのような身の回りの出来事の問題に関わっているか関心を示すことができる。 身の回りのどのような出来事が、組織心理学で学んだ理論や専門用語に関わっているか知らない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 山口裕幸・金井篤子(編)「よくわかる産業・組織心理学」ミネルヴァ書房 
古川久敬「組織心理学」 培風館
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 組織心理学とは
2 組織心理学の歴史的変遷
3 採用と面接
4 組織への適応と役割獲得
5 キャリア
6 ワークモチベーション(1)
7 ワークモチベーション(2)
8 人事評価
9 組織で求められる能力と学習
10 職場集団
11 リーダーシップ(1)
12 リーダーシップ(2)
13 組織の変革
14 まとめ
15 期末試験

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付けます。なお、可能な限りメールで事前にアポイントメントを取るようにしてください。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)