文学部 人文学科

外国語 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
ドイツ語 II
German II
講義題目  ドイツ語中級読本
本務なし 村上 浩明
科目ナンバリングコード: LET-HUM2046J
講義コード: 17052904
2017 後期
毎週 火曜5限
箱崎 103 教室
M/J科目 (日本語, German)
更新情報 : 2017/3/8 (17:44)
授業の概要 これまでに学んだ初級文法を応用し、本格的なドイツ語テクストの読解に挑戦するための授業である。今学期は、『変身』、『審判』、『城』などの特異な作品で知られる作家フランツ・カフカ(1883−1924)の短編小説を原文で読む。

カフカはいわゆる職業作家ではなく、半官半民の労働者災害保険局に勤めながら、夜間に執筆活動を続けた作家である。彼の書いたものの大半は未完の断片であり、生前に出版されたまとまった作品は全集の一冊分を占めるに過ぎない。本授業では、カフカが生前発表した短編集『田舎医者』の中からいくつかのテクストを選び、精読していく。具体的には、『掟の前』、『皇帝のメッセージ』、『父の気がかり』、『天井桟敷にて』等を読む予定であるが、受講者の希望に応じて変更することもある。

毎回テクストの指定箇所を事前に読んできてもらい、授業中はその箇所を音読および和訳してもらいます。十分な予習をして授業に臨んでください。

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キーワード : ドイツ語 精読 フランツ・カフカ
履修条件 : ドイツ語の初級文法を一通り学んでいること。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(ドイツ語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-c [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、自らの専門的知識を世界に向って発信できる。
ドイツ語のテクストの文構造を正確に把握し、文脈を踏まえた適切な日本語訳ができる。 ドイツ語のテクストの文構造をほぼ正確に把握し、適切な日本語訳ができる。 ドイツ語のテクストの文構造をだいたい理解して、日本語に訳すことができる。 ドイツ語のテクストの文構造の把握が不十分なため、適切な日本語訳ができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 文法の解説は下記文法書を基に行うので、毎回辞書とともに持参してください。
中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧『改訂版 必携ドイツ文法総まとめ』、白水社、2003年
参考書 : 授業に持参する辞書は何でも構いませんが、予習の際には下記辞書も参照してください(中央図書館にあります)。
国松孝二 他編『独和大辞典 第2版』、小学館。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 2〜15回目までテクストの講読 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-c
[外国語運用能力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 50%(日本語訳の発表と提出)
期末試験 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の前後に相談に応じる。

授業以外での学習に当たって : テクストの指定箇所をあらかじめ読んでおくこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)