人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
インド哲学史 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
東洋思想特論 III
Philosophical doctrines in South Asia (Specialized Lecture III)
講義題目  密教の思想とマンダラ美術
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 後期
毎週 金曜2限
箱崎 203 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/10/10 (13:11)
授業の概要 授業の学習目的:
(1)インド仏教における密教の歴史を学ぶ。
(2)密教の思想を学ぶ。
(3)密教美術を学ぶ。 
(4)チベット・日本における密教の始まりを学ぶ。

(The aim of this course is to help students to understand the ancient culture of indian Buddhism.)
キーワード : 仏教における密教の思想と美術
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 この授業では、「岡野潔の授業等連絡掲示板」(http://indology.web.fc2.com)のホームページを介して、毎週、新たに九州大学ファイル共有システムに置かれた授業資料(PDF)を学生にダウンロードしてもらいます。
上記の「掲示板」のホームページをエクスプローラーなどのブラウザの「お気に入り」に登録しておいてください。毎週の授業の数日前には、新しい授業資料のPDFを教師(岡野)がアップロードしておきますので、学生は遅くとも授業の前日には、「掲示板」のホームページをチェックして、新しい資料のPDFをダウンロードして、その資料に目を通して、予習しておいてください。授業ではそれを改めて紙で配付することは基本的にしませんので、必ずWEB上でそこにアクセスして、授業に必要なPDFをダウンロードしてください。(当日、九大のネットがダウンして使えないこともありますので、必ず前日までにダウンロードしておくことをお勧めします。)
このように、この授業ではPC端末を用いて、PDFなどデジタル資料の閲覧が必要ですので、必ず授業にはPC端末を持参してください。

 <本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。>
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
文献中に出てくる概念を正確に理解しており,それを自身の言葉で説明できる. 文献中に出てくる概念を十分に理解している. 文献中に出てくる概念が文脈に即して理解できる. 一個一個の概念について,更なる理解が必要.
MP_B1-c [理論的な分析]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
インド仏教学に必要な知識を十二分に身に付ける. インド仏教学に必要な知識を十分に習得する. インド仏教学に必要な基礎知識を身に付ける. インド仏教関係書を読むのに必要な知識が不十分である.
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 毎回の授業資料はPDFや紙で配付する。PDFを読むため、パソコンかiPadなどが必要。
参考書 :
授業資料 : 「岡野潔の授業等連絡掲示板」(http://indology.web.fc2.com)のホームページを介して、毎週、新たに九州大学ファイル共有システムに置かれた授業資料(PDF)を学生にダウンロードしてもらう予定。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 密教とは何か
2 インド密教の背景について
3 密教の形成、初期密教
4 執金剛から金剛サッタへ
5 マンダラとは。胎蔵マンダラの形成
6 大日経と胎蔵マンダラ
7 中国・日本に伝来したインド中期密教
8 金剛界マンダラ
9 瑜伽タントラ、金剛頂経など
10 空海
11 東寺講堂、空海のもたらした美術
12 秘密集会タントラと無上瑜伽
13 後期密教のマンダラ
14 後期密教における諸尊格
15 インド仏教の滅亡

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
MP_B1-c
[理論的な分析]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50%
期末試験 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 期末試験を行います。出席も重視。5回休むと、自動的に単位を得られなくなります。
学習相談 学習相談 : 授業終了後など。

授業以外での学習に当たって : 授業前日までに授業資料のPDFをダウンロードして、目を通すなどの予習が必要です。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)