人文科学府 言語・文学専攻 日本・東洋文学 分野 国語学・国文学 専修 専修科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Japanese Linguistics (Specialized Lecture I)
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2017 前期 集中 箱崎 共同演 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
日本語史の資料となるものは、日本語で書かれているもの全てがそうであると言えるのだが、実際の研究には全てが使われるわけではない。従来、文学作品を中心とした言語史に対しては屢々批判がなされてきたが、現在でも、その批判を充分には乗り越えられずにいるのが現状である。どのような資料を、今後、日本語史に使ってゆくことが望まれるのかを考えたい。 たとえば、語彙史の基礎的資料としては、語を積極的に登録した辞書や語彙集が中心となる。文学作品等では、どうしても、場面に制約され、使用される語彙にも偏りが生じる。一方で、辞書等は文脈が乏しい、活用語が一部の語形でしか現れないなどの欠点をもつ。 そのような、日本語史の資料の問題をとりあげ、これからの日本語史研究に、どのように資料を探索して行けばよいかを考えたい。 (We will think about materials to explore the history of Japanese.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 辞書, 語彙集, 節用集, 語形 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
9月19日-22日
教職 : 教職(国語) 資格 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 適宜、プリントを配布する 参考書 : 『日本語の歴史』平凡社ライブラリー 『シリーズ日本語の歴史』岩波書店 授業資料 : http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/ 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 大学院生については、レポートで成績を判定する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 学校文法等を含む古典文学や、日本文学史・日本史の基礎的な知識が不足していると感じた場合には、自ら積極的に補って下さい。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |