人文科学府 言語・文学専攻 日本・東洋文学 分野
国語学・国文学 専修
論文指導 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
論文指導
Tutorial
講義題目  日本中古・中世文学研究の諸問題
教授 辛島 正雄
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 前期
毎週 月曜1限
箱崎 辛島研 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/31 (15:42)
授業の概要 受講者が研究しようとするテーマに応じて、助言・指導を行う。文学研究には、いうまでもなく無数の研究課題が存するが、近年の研究の動向をも視野に収めつつ、自らの研究テーマに即して、いかような問題意識をもち、研究対象をどのように定め、どのような方法でもって迫ってゆくのがより実り多い成果をもたらすか、まずは十分な意見交換が必要であろう。その上で、研究計画を練り、定期的な経過報告とその検討を続けることで、より質の高い論文の完成に向かわせる一助としたい。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills about study of Japanese medieval literature.)
キーワード : 文献読解 先行研究整理 問題設定
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
国語学・国文学、中国文学、英語学・英文学、独文学、仏文学、言語学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
体系的理解ができている。 体系的理解に近づいている。 体系的理解に努めている。 体系的理解が十分でない。
ML_A-b [先行研究の読解]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を深く掘り下げて説明できる。
先行研究が十分に咀嚼できている。 先行研究が読解できている。 先行研究の読解に努めている。 先行研究が十分に読解できていない。
ML_B1-c [成果発表]
文学的あるいは言語的表象について実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果を国内外の学会における口頭発表や学術論文によって公表できる。
研究史を踏まえ、適切な方法により論文が書けている。 研究史を踏まえ、適切な方法により論文を書こうと努めている。 研究史を踏まえ、適切な方法により論文を書こうとしたが、不十分な点がある。 研究史を踏まえ、適切な方法により書かれた論文とはいいがたい。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : なし
授業資料 : なし

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 受講者が、それぞれの研究対象・研究テーマについての中間報告をし、それに基づき全員で議論をしつつ、論文作成のための方向性を確認する。 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
ML_A-b
[先行研究の読解]
ML_B1-c
[成果発表]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)