人文科学府 言語・文学専攻 言語学 分野
言語学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
記述言語学特論 IV
Descriptive Linguistics (Specialized Lecture IV)
講義題目  言語の記述
准教授 下地 理則
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 後期
毎週 火曜2限
箱崎 304 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/9/30 (18:40)
授業の概要 この講義では、Describing morphosyntax (Payne 1997, Cambridge University Press)を
輪読しながら、以下のようなことを学んで行く。

@フィールド言語学に必要最低限の知識を学ぶ。
A専門用語をひたすら振り回し、わかりやすい説明が下手な院生・研究者・先生にならないようにすることが
いかに大切か、専門用語を使わなくても相手に説明できることがいかに重要かを学ぶ。
B類型論という学問分野が、少数言語(日本の方言含む)のデータに支えられ、また少数言語のデータによって
修正を常に迫られる理論的枠組みであることを学ぶ。

(To force professors to write syllabi in English only leads to the recognition that Kyushu University is a slave of English imperialism, not a true striver for academic globalism. You need Japanese translation for this? )
キーワード : 言語類型論、方言
履修条件 : 特になし
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 火曜5限に行うので注意。教室は203。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)(英語)(ドイツ語)(中国語)(フランス語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-a [言語データの分析]
言語を対象とする領域では、収集した言語データを言語学的な方法論にもとづいて的確に分析し、文法的な構造や特徴を理論的に説明できる。
授業の目標が全て達成されている。 授業の目標が概ね達成されている。 授業の目標の少なくとも1つが達成されている 授業の目標がまったく達成されていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Thomas E Payne. 1997. Describing Morphosyntax. Cambridge: Cambridge University Press.
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 Describing Morphosyntaxを、チャプターごとに読み進んで行く。
時々、理解度のチェックとして、課題を出す。

成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-a
[言語データの分析]
備考(欠格条件、割合等)
小テスト
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 適宜、アポを取ってくれれば、面談などで指導する。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)