人文科学府 言語・文学専攻 言語学 分野
言語学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
記述言語学研究 IV
Descriptive Linguistics (Seminar IV)
講義題目  方言研究と形態論
准教授 下地 理則
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 後期
毎週 火曜5限
箱崎 203 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/9/30 (18:38)
授業の概要 形態論は、単語の内部構造を体系的に整理する研究分野である。しかし、現代の言語学は比較的、形態論に冷淡である。単語の連続である句や、その連続である節(文)を考察対象にする研究は、語(word)を当然の単位として扱うが、これを明確に定義しようと考える人は少なく、またそれが果たして可能かを真剣に議論する人も少ない。この講義を通して、語という単位をどのように定義するのか、そもそも語という単位を言語普遍的に考えることは可能なのか、議論を深めて行く。その際、2016年度日本言語学会夏期講座の形態論のテキストを使いながら進めて行く。

(To force professors to write syllabi in English only leads to the recognition that Kyushu University is a slave of English imperialism, not a true striver for academic globalism. You need Japanese translation for this?)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 木曜5限に行うので注意。教室は言語学研究室2。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)(英語)(ドイツ語)(中国語)(フランス語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
DL_A-a [言語データの分析]
国語学・国文学、中国文学、英語学・英文学、独文学、仏文学、言語学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
形態論の主要な問題点を理解し、自らの研究に生かすことができる。 形態論の主要な問題点を理解している。 形態論の主要な問題点をある程度理解している。 形態論の主要な問題点を全く理解できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 渡辺己(2016)「形態論」(2016年度日本言語学会夏期講座テキスト)
参考書 : 授業で適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロ:語を定義することは可能か?
2 以降、渡辺己先生の2016年言語学会夏期講座「形態論」のテキストを使って進めて行く。
3 後期中に、方言の形態論について、ゲストを1人か2人呼ぶ予定。

成績評価
観点→
成績評価方法
DL_A-a
[言語データの分析]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)