人文科学府

現代文化論科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
現代文化論A
Studies of Modern Culture A
講義題目  人工物についての学際的研究に向けて
准教授 倉田 剛
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2017 前期
毎週 月曜2限
箱崎 104 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/15 (16:10)
授業の概要 この数年来、講義担当者は、人工物(artifacts)のための適切な存在論の構築を研究課題の一つとしているが、自分の専門(哲学)以外の文献を読むことで、あるいは他分野の専門家と話をすることで、重要な洞察やヒントを得ることもある。本講義では、人工物、とりわけ芸術作品、道具、制度の存在と本性を、学際的な視点から考察することの意義を考えたい。
なお、この講義は、一方的な「講義スタイル」をとらず、受講者によるディスカッションおよびプレゼンテーションを重視する。

(This lecture aims to familiarize students with an interdisciplinary approach to ontology of artifacts.)
キーワード : 人工物、芸術作品、道具、制度、学際的アプローチ
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B1-c [理論的な分析]
批判的な討論を通して、自らの意見をより客観的視点から組み立てる姿勢を養うことができる。
参照される著作や論文について精確な分析を行い、かつそれを批判的に考察することができる。 参照される著作や論文について分析を行い、かつそれを理論的に考察することができる。 参照される著作や論文を十分に理解し、かつそれを日常的な思考に応用することができる。 参照される著作や論文を理解することが困難である。
MP_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
高度に専門的な哲学の知識を総合的に把握できる。 専門的な哲学の知識を総合的に把握できる。 基本的な哲学の知識を総合的に把握できる。 基本的な哲学の知識を総合的に把握することが困難である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : とくになし。
参考書 : そのつど紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 人工物の存在論について
3 音楽作品(1)
4 音楽作品(2)
5 ディスカッション
6 キャラクター(1)
7 キャラクター(2)
8 ディスカッション
9 技術的人工物(1)
10 技術的人工物(2)
11 ディスカッション
12 制度(1)
13 制度(1)
14 ディスカッション
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B1-c
[理論的な分析]
MP_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付ける。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)