人文科学府 現代文化論科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: 専修学生に限る |
Studies of Modern Culture C
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2017 前期 毎週 月曜3限 箱崎 203 教室 M/J科目 (日本語, その他) |
授業の概要 |
人文科学府言語・文学専攻に所属する各教員のリレー講義。各分野における現在最新の学界情況とこれからの展望について講義する。また担当教員によっては学会等での「研究発表」についての技術的なKnow-howについての実習をも含む。 (•This course examines studies of literature and linguistics in the modern society.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 国語学、国文学、英語学、英文学、独文学、仏文学、中国文学、言語学 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
【毎時の出席調査】毎回調査します。近い将来の研究者である学府生は、教員に対して失礼があってはいけません。よって遅刻等には厳しい減点を行う。 【期末レポート要領】13名の担当教員それぞれが課すそれぞれのタイトルの中から「どれか1課題」を選んでレポートを提出する。特に指定の無い場合は、字数二〇〇〇字以上。レポート提出先は学生第一係。提出締切は第一期である8月23日15時まで(厳守)。なお選択する課題は自分の所属する講座の教員のものでも、それ以外でもどちらでもよい(不問とする)。 (1)辛島先生=任意に作品を選び、本文批判を試みよ(2000字以上)。 (2)川平先生=授業の内容を踏まえ、次のいずれかについて、具体例を挙げながら述べよ。@現代文化における雅俗の位相について。A外国文化における雅俗の位相、およびその歴史について。(@Aいずれでも2000字以上)。 (3)青木先生=歴史的観点から日本語を観察し、その動態について記述せよ〔例:現代語の「ことばの乱れ」とされる事例について考えてみよう。/古典語文献を読んで、現代語と違う事例を探し、その違いについて考えてみよう。/他言語と比較し、その違いについて考えてみよう。歴史的観点から説明できるかも?/「方言」に注目し、方言間の違いについて考えてみよう。/参考文献を読み、そこで示された事例について考えてみよう。〕(2000字以上)。 (4)下地先生=言語が消滅することは問題か?(2000字以上) (5)吉井先生=文学作品を豊かに読むためには、テキスト外の情報は必要か、あるいはむしろ不要か(2000字以上)。 (6)高山先生=自らの方言(言語)におけるアクセント(声調などを含む)を、その有無も含めて観察し、自由に述べよ(2000字以上)。 (7)上山先生=生成文法の考え方の特徴を述べ、それに対する自分の意見を書きなさい(2000字以上)。 (8)高野泰志先生=アメリカ文学作品の中から一見作品のテーマと無関係に見える性表現を抜き出し、なぜその場面が描かれたのかを論じなさい(英語または日本語で、字数は自由。レポート返却希望の方はコメントをつけて直接お返ししますので、成績公開後にメールで予約を取ってください)。 (9)鵜飼先生=無意識の心理が描かれていると解釈され得る文学作品(どの地域の文学作品でも可)を取り上げ2000字以上で論じなさい。 (10)久保先生=自分の研究対象としている言語において、つづりの表記と実際の発音が異なる例や、両者の関係について気づいたことを報告する(2000字以上)。 (11)西岡先生=構造が関与すると思われる言語現象について自由に論じなさい(2000字以上)。 (12)武田先生=シンポジウム(テーマは自由)の企画書を書いてみる。全体の趣旨と個別報告の要旨をあわせて2000字以上。 (13)静永先生=他機関に所蔵される国宝・重要文化財級の貴重書や美術品、考古文物の図版写真一枚を掲げ、その写真が掲載されている書籍の書誌情報(書名、著者・編者名、出版社名、出版年、掲載頁、可能ならば写真撮影者名も)とその文物を所蔵する所蔵者(機関・個人)名を明記し、あなたが実際にその図版を自分の研究論文に掲載するに当たっての掲載理由(研究の意義)を綴った「仮想申請書」を提出せよ(申請書の本文は2000字以上。図版とその説明は字数に含まない)。
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : なし 参考書 : 適宜紹介する。 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 静永 shizuka@lit.kyushu-u.ac.jp 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |