文学部 人文学科 哲学コース
倫理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
倫理学基礎論演習 VII
Basic Theories of Ethics (Seminar VII)
講義題目  応用倫理演習
准教授 吉原 雅子
科目ナンバリングコード: LET-HUM4177J
講義コード: 19051400
2019 前期
毎週 月曜5限
伊都イーストゾーン B-105 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/4/4 (14:32)
授業の概要 規範倫理学の基礎を学びつつ、それらが応用倫理の中でどのように機能しているかを、応用倫理の複数のトピックを論じることを通して学ぶ。特に生命倫理のトピックを中心的に扱う。欧文テキストを用い、担当者が内容についてレポートをし、その後全体で議論する、という演習スタイルで行う。2,3年次を主な対象とする。

(Introduction to applied ethics and to the analysis of the most difficult moral challenges we face in our modern world of technology and science. Students will learn the general ethical frameworks and principles to argue on those problems.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
専門的な文献著作を厳密に読解するとともに、重要な先行研究に基づいてその内容を批判的に検討し考察できる。
応用倫理の問題に基本的な理論を適用する方法について十分に理解し、その意義と問題点についても整理できる。 基本的理論と応用倫理の関係について十分に理解できる。 規範倫理と応用倫理の関係について具体的な問題に即して理解できる。 応用倫理の倫理学的側面について理解できない。
B_B2-d [専門的思考方法]
問題の本質を熟慮し、その解決方法を提示する能力を身につける。
個々の問題を哲学的に論じることができ、先行研究も批判的に検討することができる。 応用倫理の問題の哲学的に論じることができる。 問題の哲学的側面と哲学的アプローチを理解することができる。 哲学的に問題を考えるということができない。
B_A-b [アプローチの理解]
問題の解決にあたり様々なアプローチの可能性を柔軟に探る。
倫理学的アプローチとその他のアプローチについて、緻密に説明でき、可能な形を提案することができる。 倫理学的議論の可能性と意義について説明できる。 応用倫理の問題のもつ様々な側面と、解決に必要な研究種別について理解できる。 問題の性質について十分に理解することができていない。
B_A-e [現代世界の理解]
応用倫理に分類される問題を知る
現代社会における応用倫理の問題について、その本質を分析するとともに将来的可能性について提言できる。 問題どうしの関わりや社会との関係性について分析できる。 どのような応用倫理の問題があるのか知る。 応用倫理の問題についての知識と理解が不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_A-b
[アプローチの理解]
B_A-e
[現代世界の理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポート提出と平常点で成績をつける。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)