文学部 人文学科 哲学コース
中国哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
中国哲学史演習 VI
History of Chinese Philosophy (Seminar VI)
講義題目  朱子学関連重要文献精読
准教授 藤井 倫明
科目ナンバリングコード: LET-HUM3236J
講義コード: 19052800
2019 後期
毎週 火曜4限
伊都イーストゾーン 中哲演 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2019/10/21 (23:11)
授業の概要 朱熹の思想を理解する上で最も重要だとされている「玉山講義」及びそれと関わる朱熹の書信、語録を精読し、朱熹思想の根幹を理解する。テキストには闇斎学派の保科正之によって編集された『玉山講義附録』を用い、日本の闇斎学派が朱子学をどのように受け入れたのかという問題も視野に入れ、読解・議論を進める。

(This course read the important documents related to Zhu Xi's thoughts and understand the essence of Chu Hsi thought.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
テキストの内容を精確に理解し、的確な日本語で訳注を作成することができる。 テキストの内容を概ね理解し、訳注を作成することできる。 テキストの内容を教員の指導を受けて把握し、訳注を作成することができる。 テキストの内容を全く理解できず、訳注を作成することができない。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
テキストの内容について積極的に思索し、自分の考えを的確に表現できる。 テキストの内容について何らかの問題意識を持ち、議論することができる。 テキストの内容について、教員のアドバイスの下で議論することができる。 テキストの内容について、全く思索・議論するができない。
B_C-b [粘り強さ]
史資料や文献、情報の収集と読解に地道に取り組む姿勢を持つ。
周到に典拠を調べ、テキストを丁寧に読解することができる。 典拠を押さえ、テキストを読解することができる。 典拠を十分に調べていないが、テキストは一通り読解している。 典拠を全く調べず、読解も不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 原典資料の翻訳・注釈を通して漢文・古典中国語の読解能力を高めます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 保科正之編『玉山講義附録』(中央研究院中国文哲研究所、1994年)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション
『玉山講義附録』解題
2 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
3 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
4 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
5 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
6 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
7 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
8 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
9 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
10 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
11 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
12 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
13 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
14 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
15 『玉山講義附録』読解・訳注 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-g
[論理的思考能力]
B_C-b
[粘り強さ]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 70%
出席 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 演習担当者は、予め担当部分の原文を読み、重要語句の意味や典拠を調べ、原文の書き下し文及び現代日本語訳を作成しておく。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)