文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本史学演習 X
Japanese History (Seminar X)
講義題目  藩政史料を読み解く
佐賀大学地域学歴史文化研究センター 准教授 伊藤 昭弘
科目ナンバリングコード: LET-HUM3325J
講義コード: 19051801
2019 後期
毎週 月曜4限
伊都イーストゾーン 日本史演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/25 (10:48)
授業の概要 藩政の実態について、佐賀藩政の記録である天保9年(1838)「請御意」をもとに考えます。受講者各人にテキスト(史料原本のコピー)を割り当て、その解読や解釈、さらにはその史料が当時の佐賀藩政でどのような意味を持ったのか、周辺史料の検討も含めた報告資料を作成してもらい、プレゼン、質疑応答をおこないます。

(We will think about the actual condition of Han administration based on the Tenpo 9 (1838) "請御意" which is a record of Saga Han administration. Each participant is assigned a text (a copy of the original copy of the historical material), the decipherment and interpretation of the text, and what kind of meaning the historical material had at that time in Saga Han We will have a presentation, a question and answer session.)
キーワード : 佐賀藩 藩政改革
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
適切な史料解読・解釈、文献批判ができる。 史料解読・解釈、文献批判ができる。 史料解読・解釈、文献批判が一応できる。 史料解釈・文献批判ができない。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
テキストの内容に基づき、その背景をも考慮したプレゼンテーションができる。 テキストの内容に即したプレゼンテーションができる。 テキストの内容に言及したプレゼンテーションができる。 テキストの内容に基づいたプレゼンテーションができない。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
テキストにかかわる史料を的確に多数収集し、プレゼンテーションの内容をより高める。 テキストにかかわる史料を多数収集し、プレゼンテーションに活用する。 テキストにかかわる史料を収集し、プレゼンテーションに用いる。 テキストにかかわる史料を収集できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : くずし字を読むので、『くずし字辞典』が必要になります。
参考書 : 藤野保編『続佐賀藩の総合研究』
高野信治『藩国と藩輔の構図』
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 史料の背景や佐賀藩の藩政について説明します。
2 報告 各人に割り当てたテキストの解読文、大意、関連資料を用いた佐賀藩政におけるテキストの位置づけなどについて、プレゼンテーションを行ってもらいます。また、他の受講者はそれに対し意見を出してもらいます。 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 原則として、授業のあとに対応します。できれば事前に連絡のこと。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)