文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本史学実習 II
Japanese History (Practice II)
講義題目  日本史学実習(日本近代史)
講師 国分 航士
科目ナンバリングコード: LET-HUM3331J
講義コード: 19052901
2019 後期
毎週 火曜5限
伊都イーストゾーン 日本史演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/8/1 (00:32)
授業の概要 この授業では、近代日本に関する史料について学ぶと共に、実際に史料に触れながら、史料の整理、読解、調査の方法を実践していく。
具体的には、日本近代史に関する史料について基礎的な知識を得た上で、ある貴族院議員(多額納税者議員)経験者に送られた書簡群の整理および読解を進め、その人物と周辺および同時代について調査を進めて行く。

(This course is designed to study about modern documents and to practice of using historical materials (manuscripts).)
キーワード : 古文書 近代文書 史料調査 人物史
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 日本史学演習室の収容定員および原史料を取り扱うことから、受講希望者が多い場合、学年や試験などによって選考する場合がある。
参加者の構成や人数、理解度に応じて、計画は変更することがあります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
近代史料の正確な調査と的確な分析ができる。 近代文書の正確な調査と分析ができる。 近代文書の調査と分析ができる。 近代文書の調査と分析ができない。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
近代史料の内容を正確に理解・読解でき、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。 近代史料の内容を正確に理解・読解でき、その内容を自分の言葉で表現できる。 近代史料の内容を理解・読解できる。 近代史料の内容が理解・読解できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし
参考書 : 児玉幸多編『くずし字用例辞典』普及版、東京堂出版、1993年
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス(第1回) 実習
2 近代史料について学ぶ
基礎的な知識について解説すると共に、読解練習を行う。
実習
3 近代史料に触れてみる
原史料の整理を行い、あわせて史料に関する小報告などを行う
実習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 40%(小報告などを含む)
レポート 60%(授業内での課題などを含む)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業時間終了後などに適宜応じる。

授業以外での学習に当たって : 小報告や課題を課すことがあるため、準備作業を行ってください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)