文学部 人文学科 歴史学コース
朝鮮史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
朝鮮史学講義 III
Korean History (Lecture III)
講義題目  移動・交通でみる朝鮮中・近世の国際関係(2)
教授 森平 雅彦
科目ナンバリングコード: LET-HUM3361J
講義コード: 19055603
2019 後期
毎週 金曜2限
伊都 B-104 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
授業の概要 前近代東アジアの国際交流については,国家間の外交や文化の伝播などが注目されがちですが,それらはいわば,交流の「結果」です。これに劣らず重要なのが,交流の「過程」,すなわち隔絶された地域の間をヒトやモノ・情報が移動する様相と,それを支える人間の活動です。
交流の「結果」は,実はこの「移動」の在り方に左右されます。一例をあげると,中近世の日本には中国から様々な文物がもたらされましたが,広大な中国の各地から満遍なくもたらされたのではなく,最大の比重はそのうち江南の浙江地方にありました。なぜなら,当時日本と中国をむすぶ幹線航路の一方の窓口が,浙江地方の港町だったからです。このように交通のありかたは,それを通じて実現される交流の中身を決定するのであり,朝鮮の国際交流史についても,こうした問題を考えていく必要があります。
後期授業の(2)では,中近世朝鮮における大陸の王朝との陸上交通,および対馬海峡を舞台とする日本との海上交通について,現地調査にもとづく現地写真・地図等のビジュアルなデータを提示しながら,みていきます。
なお後期授業の(1)では,高麗時代の大陸との海上交通についてとりあげるので,あわせて受講すると理解が深まるでしょう。

(This course provides an in-depth examination of the land trancportation between the medieval and pre-modern Korea and China, and the marine traffic between Korea and Japan.)
キーワード :
履修条件 : 前期の朝鮮史学講義Uとあわせて受講すると、理解がより深まるでしょう
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : 使用しません
参考書 :
授業資料 : 授業時に配布します

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 高麗・朝鮮と大陸北方王朝の関係
3 東部ユーラシアの自然環境
4 明・清との交通
5 高麗・元間の交通
6 遼・金,初期モンゴル帝国との交通
7 対馬海峡の環境
8 対日対応拠点の変遷
9 朝鮮通信船における対馬海峡の渡り方

授業以外での学習に当たって :
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B2-a [総合把握力]
中近世朝鮮の大陸との陸上交通および日本との海上交通の様相と特質を十分に理解している。 中近世朝鮮の大陸との陸上交通および日本との海上交通の様相と特質をおおむね理解している。 中近世朝鮮の大陸との陸上交通および日本との海上交通の様相と特質をある程度理解している。 中近世朝鮮の大陸との陸上交通および日本との海上交通の様相と特質を理解できない。
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
関係史料の内容と性格について、十分に理解している、 関係史料の内容と性格について、おおむね理解している。 関係史料の内容と性格について、ある程度理解している。 関係史料の内容と性格について理解できない。
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
史料にもとづく立論について、十分に理解している。 史料にもとづく立論について、おおむね理解している。 史料にもとづく立論について、ある程度理解している。 史料にもとづく立論について理解できない。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_B2-a
[総合把握力]
B_A-d
[資料の理解]
B_A-b
[アプローチの理解]
備考(欠格条件、割合等)
出席 3割
レポート 7割

成績評価基準に関わる補足事項 : 下記のケースは欠席として扱います
・開始約30分後に出席カードを配り終えるまでに入室していない場合
・他の授業、サークル・部活等による欠席(公欠要件は原則として本学所定の事由に限りますが,教育実習については考慮します。その他就活関係は内容により応相談)
レポートの課題は学期末に授業中に提示します。
その他 その他 :

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :

更新日 : 2019/3/19 (12:16)