文学部 人文学科 歴史学コース
朝鮮史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
朝鮮史学演習 VII
Korean History (Seminar VII)
講義題目  植民地期史料講読
准教授 小野 容照
科目ナンバリングコード: LET-HUM3367J
講義コード: 19054205
2019 前期
毎週 木曜3限
伊都イーストゾーン 朝鮮史学演習室 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2019/4/5 (16:38)
授業の概要 植民地期の朝鮮を代表する知識人である尹致昊の日記を講読する。尹致昊日記は1889年から1943年まで英語で書かれており、朝鮮近代史を研究するうえで一級品の史料である。この授業では、1919年3月から5月の日記を講読し、朝鮮の知識人が3・1独立運動やそれに対する日本政府の対応をどのように認識していたのかを考える。履修者は、担当個所を日本語訳するとともに、テキストに登場する人物・事件・事柄などを調査して、レジュメを作成する。この作業を通して、朝鮮近代史と関連する事項を調査する能力を養う。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills in history. )
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献をある程度解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献をある程度解釈することができる。 専門分野の基本文献を解釈できない。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。 専門分野で必要な史資料や文献を、ある程度収集、分析することができる。 専門分野で必要な史資料や文献を、ある程度収集することができる。 専門分野で必要な史資料や文献を収集する能力が不足している。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 教員がコピーを配布する。
参考書 : 授業中に適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション:授業の進め方について説明する。発表の担当個所の分担、順番を決めるので、履修を考えている人は必ず出席すること。 演習
2 朝鮮近代史の歴史事象の調べ方について:朝鮮近代史に不可欠なホームページ、データベース、工具書などを解説する。
3 講読するテキストに関する解説
4 テキストの講読 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 60
授業への貢献度 10
出席 30

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 発表者は割り当てられた箇所の日本語訳や関連事項の調査をする。発表者以外も、テキストを読んでおくこと。詳しくは初回の授業で説明する。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)