文学部 人文学科 歴史学コース 西洋史学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択必修科目 対象学年: 対象学部等: |
European History (Seminar XIV)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM4442J 講義コード: 19055303 2019 前期 毎週 金曜4限 伊都イーストゾーン 演習室 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
主として欧米における「公共歴史学」の動向を、英語文献を精読しながら学ぶ。 公共歴史学とは、公共空間において、学問(学界)の枠を越え、一般大衆に歴史を役立てるもの、歴史が世界のなかで働く様々なやり方を研究するものとされる。ここでいう公共空間とは、市民、専門家を問わず、特定の具体的問題に関して、対等に討議する場のことである。この動きは、一方で、グローバル化や国民国家の弱体化の中でむしろ顕在化するナショナリズムや歴史闘争の激化などの政治、経済、社会状況、他方では、文化相対主義、構築主義などの思想状況を背景として、特に欧米世界で活発化している。メディアや展示、教育などのコミュニケーションから、マイノリティの権利回復運動などの法的・政治的動きまで非常に多様な側面を持つとともに、学問的にも自律化しつつある。 この授業では、つい最近イギリスで刊行されたハンドブックを精読しながら、今世界の歴史学で生じつつある巨大な地殻変動をフォローする。 (In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills in history. Students need to interpret an article written in English on the "Public History" for their presentations.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 公共性、歴史理論、歴史実践 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : 英語読解能力 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)開講科目です。同プログラムについて、詳しくは以下のサイトをご参照ください。http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : GARDNER, J. B. and HAMILTON, P., ed., The Oxford Handbook of Public History, Oxford, 2017. 参考書 : 授業資料 : 授業中に指示する。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : オフィスアワーほか、個別のランデヴ(事前予約)によって対応する。 授業以外での学習に当たって : 毎回、テクストの予習を行うこと。学期末には、復習を行うこと。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |