文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
国文学講義 VII
Japanese Literature (Lecture V)
講義題目  源氏物語の全体像を把握する
國學院大學文学部 特任教授 山田 利博
科目ナンバリングコード: LET-HUM3524J
講義コード:
2019 前期
集中
伊都 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 初学者向けに源氏物語の全体像を紹介するとともに、これまで様々な議論を呼んできた問題を示し、それについての考え方を示すことによって、専門的思考を身につける一助とする。

(In addition to introducing the overall picture of the Tale of Genji for beginners, it will help to acquire professional thinking by showing the problem which has been called a variety of discussions up to now, and presenting the idea about it.)
キーワード : 源氏物語 物語読解の方法
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 古語の読解能力
授業計画 テキスト : プリントを配布するので、テキストは不要。
参考書 : 『源氏物語必携』等の、人物関係・あらすじを把握できるものがあった方が良いが、「必携」ではない。興味があれば、山田利博著『知ったか源氏物語』(新典社新書 2016)を参照してほしい。
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 源氏物語の達成について➀
2 源氏物語の達成についてA
3 三部構成説及び第一部の内容把握
4 須磨・明石の問題➀
5 須磨・明石の問題A
6 六条院の歪みの問題➀
7 六条院の歪みの問題A
8 第二部の内容把握
9 第三部の概説
10 「人形」浮舟の問題➀
11 「人形」浮舟の問題A
12 源氏物語の終結の問題➀
13 源氏物語の終結の問題A
14 作者及び成立の問題
15 まとめ

授業以外での学習に当たって : この講義は集中講義であるので、時間毎の予・復習は困難と思われる。したがって、前日あらかじめプリントに目を通してくることと、その日学んだことの復習のみを義務づける。テストはそこから出題される。
学習相談 : 各授業日の終了後が望ましい。
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
「人文学」というものが何か正しく理解し、それをわかりやすく他人に説明できる。 「人文学」というものが何か正しく理解できる。 「人文学」とは何かを、何となく説明できる。 「人文学」の意義等が理解できない。
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
自分なりに適切なテーマが設定でき、そのテーマを、反論等を予想した上で、論理的に証明できる。 自分なりに適切なテーマが設定でき、そのテーマを論理的に証明できる。 自分なりに適切なテーマが設定でき、少しわかりにくいが、それについて何とか証明できる。 テーマそのものを見つけることができない。
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
その時代の社会状況まで踏まえて古典の内容を理解できる。 古典の内容を一通り理解できる。 古語から現代語へ、どうにか置換する程度のことはできる。 古典の意義とか、何故そのように表現されたかがあまり理解できない。
B_A-c [言葉の理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
その時代の状況を踏まえた上で、古語の概念を適切に理解することができる。 古語の概念を適切に理解することができる 辞書に載っている程度のレベルで、古語を理解することができる。 適切な現代語として古文を訳すことができない。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
最初に先行研究を押さえ、その足らざる、或いは問題の部分を指摘し、それを正す己の意見を述べるという、正しい手法で研究を展開できる。 最初に先行研究を押さえ、それを正す己の意見を述べるという、型どおりの手法で研究を展開できる。 先行研究等を利用して、自己の研究を展開できる。 何も参考にせず、独善的に持論を展開する。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-a
[古典の読解]
B_A-c
[言葉の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 70%
授業への貢献度 30%
出席 期末試験を受ける要件のみに使う

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 9月10日(火)〜13日(金)に開講予定

教職 :
資格 :

更新日 : 2019/2/17 (14:57)