文学部 人文学科 文学コース
中国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
中国語学演習 IV
Chinese Language (Seminar IV)
講義題目  中国音韻学研究の歴史とその文化的背景
教授 静永 健
科目ナンバリングコード: LET-HUM3534J
講義コード: 19055705
2019 後期
毎週 金曜3限
伊都イーストゾーン 中文演 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2019/3/27 (13:40)
授業の概要 前期「中国語学講義U」に連続する形で授業をすすめる。もちろん後期からの受講も歓迎する。会読する教科書は平田昌司『文化制度和漢語史(文化制度と漢語史)』(中国・北京大学出版社、2016年)という中国語文献である。

毎回の担当者は、指定された段落の「現代語訳」と、その部分の論述において、リポートすべきトピック(3〜5個)を決めて、調べてきた内容を報告する。その後、出席者全員でディスカッションを行う。ディスカッションの時間に「発言」の無い者は、欠席者として扱い、評価が減点されるので注意のこと。

(•This lecture offers students an opportunity to gain a literary thinking ability for becoming an active learner. Especially if you want to know about Chinese ancient literature, you will be able to have good knowledges and experiences.)
キーワード : 音韻学 科挙 韻書
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 中国語テキストの読解能力(基礎レベル中国語が既修であること)
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(中国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
中国の漢字とその発音の研究(音韻学)の研究史を学ぶ。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語は読みにくい。
B_B2-d [専門的思考方法]
古代中国の言語学(漢字学)の独特の世界に分け入る。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語は読みにくい。
B_B1-e [専門資料の分析]
中国の古典文学(経書)は単なる教養書としてだけではなく、さまざまな側面を持っていることを理解する。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語文は読みにくい。
B_C-f [社会貢献の意欲]
人文学の視点から人類や世界、地域社会への貢献を考える志向を持つ。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語文は読みにくい。
B_B1-b [専門文献の解釈]
中国古代各王朝の歴史資料を参照することが多い。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語文は読みにくい。
B_C-d [興味関心の幅広さ]
人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力を身に付ける。
古典の知識に支えられた人生は愉しい。 中国語論文や古典漢文を辞書や参考書を手引きとして、大凡を理解できる。 中国語は読みにくいが、共感できる部分がある。 中国語文は読みにくい。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 中文演習室に常備。
参考書 : 適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 使用する会読テキストの紹介。冒頭ページから読み進めます。 会読
2 会読を続けてゆく。以下同じ。 会読

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_B1-e
[専門資料の分析]
B_C-f
[社会貢献の意欲]
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
備考(欠格条件、割合等)
出席
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 毎回、授業内容についてディスカッションを行う。この時、発言が無い者は「欠席」と見なし、低い評価を与える。
学習相談 学習相談 : メールを受け付けます。shizuka@lit.kyushu-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)