文学部 人文学科 文学コース
中国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
中国文学講義 XII
Chinese Literature (Lecture XII)
講義題目  中国白話文学成立史
講師 井口 千雪
科目ナンバリングコード: LET-HUM4540J
講義コード: 19051705
2019 後期
毎週 月曜3限
伊都 B-101 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要  中国においては長らく、文学の主な担い手は文言(所謂漢文、書き言葉)を操る一部の支配階層であった。しかし口頭語を用いた大衆文藝はいつの時代にも存在し、講釈・説唱・戯曲といった形で、文字化されることは無いながらも、人々の心の糧として享受されていた。
 中世から近世への移行期である元代頃になると、口頭語を反映した白話表記法の発達、商業出版の隆盛といった背景のもと、大衆文藝の文字化と出版が進む。そして明代後期に大衆文学は花開き、多くの作品が社会的階層を問わず娯しまれるようになった。
 かくして「読書」という行為の普及拡大が人間社会に与えてきた影響は計り知れない。本講義では、14世紀の元末明初期に成立したとされる羅貫中編『三国志演義』を題材に、白話文学の成立と発展、社会的背景との関わりを講じる。

(This lecture course focuses on development of literature written in colloquial Chinesese,aim to realize the relationship bitween literature and society.)
キーワード :
履修条件 : なし
履修に必要な知識・能力 : この授業で扱う文献は、中校で習う「漢文」だけでなく、中国近世の話し言葉(白話)に基づいて書かれたものが多いため、外国語で中国語を履修していることが望ましい。
授業計画 テキスト : 毎回の授業で資料を配布する。
参考書 : 井口千雪『三国志演義成立史の研究』(汲古書院、2016年)
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 明代の白話文学の展開概要
3 書誌学の基礎知識
4 『三国志演義』について@
5 『三国志演義』についてA
6 『三国志演義』についてB
7 『三国志演義』についてC
8 『三国志演義』についてD
9 『三国志演義』についてE
10 『三国志演義』についてF
11 『三国志演義』についてG
12 『三国志演義』についてH
13 『三国志演義』についてI
14 『三国志演義』についてJ
15 『三国志演義』についてK

授業以外での学習に当たって :
学習相談 : 授業の後、
及びオフィスアワー木曜3限(事前にメールでアポイントを取ること)
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
文学と人間・社会あり方との関わりを非常によく考えている。 文学と人間・社会あり方との関わりをよく考えている。 文学と人間・社会あり方との関わりをある程度意識している。 文学と人間・社会あり方との関わりについて考えていない。
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
文献を非常に精確に解釈・分析している。 文献をよく精確に解釈・分析している。 文献を精確に解釈・分析しようと試みている。 文献を精確に解釈・分析するための努力をしていない。
B_B2-b [問題提起力]
新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示する能力を身に付ける。
独自の視点で問題を設定し、解決する能力を非常によく身につけている。 独自の視点で問題を設定し、解決する能力をよく身につけている。 独自の視点で問題を設定し、解決しようと試みている。 問題設定と解決方法に独自の視点が見られない。
B_C-c [発想力]
問題の解決にあたって様々なアプローチの可能性を考えようとする姿勢を持つ。
問題の解決のために、多角的で客観的なアプローチを行おうという強い姿勢を持っている。 問題の解決のために、多角的で客観的なアプローチを行おうという姿勢を持っている。 問題の解決のために、客観的なアプローチを行おうという姿勢を持っている。 問題の解決に対する姿勢に多角性・客観性がかけている。
B_C-b [粘り強さ]
史資料や文献、情報の収集と読解に地道に取り組む姿勢を持つ。
史資料や文献の収集と読解に非常によく取り組んでいる。 史資料や文献の収集と読解によく取り組んでいる。 史資料や文献の収集と読解に取り組もうという意識がある。 史資料や文献の収集と読解が十分ではない。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B2-b
[問題提起力]
B_C-c
[発想力]
B_C-b
[粘り強さ]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

成績評価基準に関わる補足事項 : レポート題目:「中国文学に関わる考察」
(2000字程度)
その他 その他 : なし

教職 :
資格 :

更新日 : 2019/3/20 (13:10)