文学部 人文学科 人間科学コース コース共通科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 主に2年生 対象学部等: |
Introduction to Comparative Religions I
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科目ナンバリングコード: LET-HUM2704J 講義コード: 19052106 2019 前期 毎週 火曜2限 伊都イーストゾーン E-112 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
本講義では、初回にオリエンテーションと宗教文化士の説明をしたあと、災害と宗教、死者と宗教、経済と宗教、いのちと宗教という4つの主題を3回ずつ講義してゆきます。 毎回単元の前半で現場で何が生じていたのかという事実を共有し、後半では比較宗教学の古典である文献学、心理学、社会学、哲学、人類学などの研究の術語を用いて宗教学ではその現象をどう解釈するのかを紹介したいと思います。 この作業を通じて、皆さんにとって比較的身近な話題に宗教学がそのようにアプローチするのかを学んでいただければ幸いです。 政教分離の原則のある下では、教育機関に所属している間露骨に宗教的な世界に触れることは多くありません(が、日本にもミッション・スクール、仏教系教育機関は数多くあります)。それゆえ「宗教」というのは自分たちとは異なる人たちの信仰行為、と想定することが日本の大学生の常です。またニュースで触れる側面と言えば事件や事故を起こした教団のため、そこには怪しくも危うい雰囲気が漂います。本講義ではこの辺りのイメージからはじめて宗教を多角的に考えていきたいと思います。 (In this series of lectures, topics we picked up were ”Past and Present of Stury of Religions”,”Eastern Religions and Western Religions”,Religions in Kyushu Islands”,”Politics and Educations of Religions”,and ”Pursuit of Wellness in Religions”. In this year, I try to pick up themes which were left behind.Those themes are "disaster and religions","the death and relisions","economy and religions", and "exchanges of lives".Every time I share some facts of those themes and show how the study of religions have interpreted those facts.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 宗教、災害、死者、経済、いのちの交換 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
宗教文化士(http://www.cerc.jp/)の単位認定科目です。第1回目の授業で説明しますので、この授業を履修しない方たちもおこしください。1/3以上欠席した方は期末試験の資格を失いますのでご注意ください。やむを得ざる事情以外で私語や途中退席してしまう方もご遠慮願いたいと思います。
教職 : 教職(社会)(公民) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 特になし。 参考書 : 初回の授業で紹介しますが、タイトルだけ掲示しておくと、『聖書、コーラン、仏典』『データブック現代日本人の宗教』『情報時代のオウム真理教』『震災復興と宗教』『呼び覚まされる霊性の震災学』『鯰絵』『「イタコ」の誕生』『巫者のいる日常』『語られた教祖』『祖先崇拝の論理』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『カルト資本主義』『カジノ資本主義』『ライシテ、道徳、宗教』『なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?』『怪異と身体の民俗学』『動物の境界』『ホモ・サケル』『セム族の宗教』Imagining Religionなどです。 授業資料 : 毎回PPT資料をWebに掲示するようにしますので、各自授業時に参照/ダウンロードできるようにはします。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 試験は全て持ち込み可です。試験内容としては(1)この講義のなかの1回分のまとめ、(2)自分自身が体験した具体例の記述、(3)講義で学んだ概念を用いた考察、といった内容になるかと思いますが、正確な文言は試験の前の回に発表します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 毎週水曜日12時から13時がオフィスアワーです。shuujiiijima@gmail.comで予約してください。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |