文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
乳幼児心理学演習(学習・言語心理学)

講義題目  学習・言語心理学
准教授/教育学部 橋彌 和秀
科目ナンバリングコード:
講義コード: 19074057
2019 後期
毎週 木曜2限
伊都イーストゾーン B-105 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/13 (16:07)
授業の概要 発達心理学の実験研究を仮想的にデザインする。具体的には、二段階に分けた演習をおこなう。1:英語論文を選択し、特に方法論・分析のパートを重点的に精読する。2:1を踏まえて、受講生(のグループ)で実験デザインを組んでみる。使用する刺激、機材、サンプル数、倫理的配慮等についても配慮したデザイン立案を体験することで、各自が個人で研究を行う際の手掛かりを得る。

(This class will focus on designing developmental-psychological experiments targeting children and infants. )
キーワード : 実験デザイン 乳幼児 発達 コミュニケーション 社会性 知覚
履修条件 : 乳幼児を対象とした実験研究に対する興味と意欲があること。グループでの演習のため、欠席しないこと。
履修に必要な知識・能力 : 知力。体力。持続力。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
発達心理学領域の研究の実態を体験的に理解する。
用語などを的確に説明できる 用語などの概要を説明できる 基本的な用語の名称を知っている 基本的な用語の名称を知らない
B_B1-d [専門的研究手法]
自然科学的な技術と知識。
発達心理学的知見を得るための方法論について自分なりのやり方を提案できる 発達心理学的知見を得るための方法論について自分で調べることができる 発達心理学的知見を得るための方法論について理解できる 発達心理学的知見について概要を理解できる
汎用的技能
科学的思考力・実践力
自分の意見の表明を,その根拠とともに良く構造化された論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために必要な情報を,構造化された論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために必要な情報を,ひとまとまりの論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために最低限必要な情報を文章化できる
態度・志向性
被験者、被験児に対する十分な配慮
指示されない時であっても,自発的な学修を十分に行うことができる 指示された事柄以上の学修を自発的に行なうことができる 指示された学修を十分に行なうことができる 指示された最低限の学修を行うことができる
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義  
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 授業中に指示
参考書 : 授業中に指示
授業資料 : 授業中に指示

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 理論的背景としての進化論1
3 進化論2
4 具体的な研究例
5 方法論的背景としての比較行動学1
6 具体的な研究例
7 乳幼児研究の方法論
8 乳児期の研究1
9 乳児期の研究2
10 幼児期の研究1
11 幼児期の研究2
12 その他の研究
13 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : メールによりアポイントを取った上で,オフィスアワーの時間にて学習相談を受けることができる。

授業以外での学習に当たって : 出来るだけ多くの本(発達に限らない)を自分で探し、読破する事。講義中にも書籍は紹介する。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)