文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 学部2年 学部3年 学部4年
対象学部等:
カウンセリング論講義W(感情・人格心理学)

講義題目  感情・人格心理学
准教授/教育学部 佐々木 玲仁
科目ナンバリングコード:
講義コード: 19071053
2019 後期
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン A-118 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/21 (17:58)
授業の概要 感情も人格も日常的に用いられる概念であるが,これらを学術の対象としたときにどのように扱い得るのか,またこの二つの概念の関連をどのように考えたらよいのかについて,感情心理学,人格心理学の先行研究の蓄積を紹介しつつ論じる。また,これらを単に学習者から切り離された「対象」としてだけではなく,臨床的な概念としてどのように扱えばよいのかについても論ずる。

(In this course, we consider concepts of emotion and personality not only in the academic context but in the clinical one. )
キーワード : 感情,情動,人格,パーソナリティ,相互作用,表出
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
感情心理学,人格心理学についての基礎的な概念を理解する。
       
B_B1-d [専門的研究手法]
感情や人格について臨床的な観点から理解する。
       
汎用的技能
日常の現象を心理学の観点からみたときにどのように解釈し得るのかについて理解する。
           
態度・志向性
説明された概念について鵜呑みにせず,自分自身の理解に到達するまで咀嚼するという態度を身につける。
       
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 学期の前半を主に感情心理学に,後半を人格心理学に充てる。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に指定しない。
参考書 : 授業の中で指示する。
授業資料 :  

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 感情と人格の心理学 —授業の概要
2 感情とは何か
3 感情の表出
4 感情の発達
5 感情と認知・行動
6 感情と文化
7 感情の生物学的・神経生理学的基盤
8 感情とパーソナリティの関係
9 人格とは何か
10 人格の理論
11 人格とライフサイクル
12 心理療法における人格
13 人格の測定
14 パーソナリティの障害
15 感情と人格の心理学 —総合と展望

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付けるのでメールでアポイントメントをとること。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)