文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
心理テスト法演習(心理的アセスメント)

講義題目  心理テスト法
准教授/教育学部 佐々木 玲仁
科目ナンバリングコード:
講義コード: 19071005
2019 前期
毎週 月曜4限・月曜5限
伊都イーストゾーン 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/4/7 (23:59)
授業の概要 各種の心理アセスメント技法についてその施行法,分析法,解釈法の初歩を学ぶ。扱う技法は
質問紙法,描画法,知能検査,発達検査,投影法である。それぞれの技法について検査者や被検者として体験するとともに,心理アセスメントという概念についての理論的背景を学ぶ。この授業により,心理的アセスメントの目的及び倫理,心理的アセスメントの観点及び展開,心理的アセスメントの方法(観察、面接及び心理検査),適切な記録及び報告についての初歩を習得する。

(Students will learn the first step of procedure, method of analysis, interpretation of psychological assessments. )
キーワード : 心理アセスメント,質問紙法,描画法,知能検査法,発達検査法,投映法,風景構成法,WAIS-III,K式発達検査,ロールシャッハ・テスト
履修条件 : 学部3年以上で,心理学実験Iを履修済みであることが望ましい。
履修に必要な知識・能力 : 以下の各点についての興味,関心 ・心理アセスメント技法そのもの ・人間が人間を測定するということの問題性
特記事項 初回に授業全体の説明を行なうので必ず出席すること。
また,履修登録なしの聴講は原則認めない。

なお,初回授業は4月9日とする。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
各種の心理アセスメントの技法の概要について知る
       
B_B1-d [専門的研究手法]
各種の心理アセスメントの技法の施行法について知る
       
汎用的技能
心理アセスメント技法を通して,「測定」というものの性質を知る
       
態度・志向性
手順通りの施行だけでなく,手順に入っていない細部や「行間」についても関心を向ける
       
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に指定しない。
参考書 : 特に指定しない。
授業資料 : 各アセスメント法の授業の初回に配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 初回:オリエンテーション
2 質問紙法 演習
3 描画法:風景構成法などを体験的に学ぶ 演習
4 知能検査:WAIS-IIIを体験的に学ぶ 演習
5 発達検査:K式発達検査を体験的に学ぶ 演習
6 投映法:ロールシャッハ法の基礎を学ぶ 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : メールでアポイントメントをとること。
メールアドレスは初回授業内で提示する。

授業以外での学習に当たって : 心理アセスメント法の実施に当たっては授業時間外の施行を求めることがある。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)