文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
臨床心理学講義W(福祉心理学)

講義題目  福祉心理学
准教授/教育学部 小澤 永治
科目ナンバリングコード:
講義コード: 19074017
2019 前期
毎週 木曜3限
伊都イーストゾーン 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/4/10 (17:29)
授業の概要 福祉分野における臨床心理学的支援について学ぶ。社会福祉の展開とともに,多様な対象者の心理学的理解の知見を学ぶ。児童虐待,子育て支援,高齢者支援,障害児・者支援といった心理支援の実際について理解する。

(This lecture will outline the psychological theory and practice in the social welfare area. )
キーワード : 福祉心理学,社会福祉,心理支援,心理アセスメント
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
社会福祉に関する用語や法的制度,対象者のもつ心理学的特性についての基礎知識を理解・習得する。
社会福祉に関する用語や法的制度,対象者の心理学的特性について的確に説明できる。 社会福祉に関する用語や法的制度,対象者の心理学的特性について概要を説明できる。 社会福祉に関する用語や法的制度,対象者の心理学的特性についてる基本的な用語を知っている。 社会福祉に関する用語や法的制度,対象者の心理学的特性について基本的な用語の名称を知らない。
B_B1-d [専門的研究手法]
福祉領域において行われる心理支援について,具体的な方法論と問題点を理解する。
福祉領域において行われる心理支援について理解し自分なりに検証する方法を知っている。 福祉領域において行われる心理支援の現状と課題について理解している。 福祉領域において行われる心理支援の現状について多少理解している。 福祉領域において行われる心理支援の現状について基本的な事項を理解していない。
汎用的技能
社会福祉の理念について理解し,国民の幸福と心の健康について心理学的知見から説明できる。
社会福祉の理念について理解し,それを実現するための心理学的方法を説明する事が出来る。 社会福祉の理念について理解し,説明できる。 社会福祉の理念について最低限必要な情報を理解している。 社会福祉の理念について最低限必要な情報を理解していない。
態度・志向性
自発的に問題意識を持ち,先行理論等から学習する態度を身につける。
指示されていない時であっても,自発的な学修を十分に行う事が出来る。 指示された事柄以上の学修を自発的に行う事が出来る。 指示された最低限の学修を行う事が出来る。 指示された学修を行わない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 中島健一(編)「公認心理師の基礎と実践17 福祉心理学」遠見書房
上記テキストを元に講義を行うので,各自購入すること。
参考書 : 適宜指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション:福祉と福祉心理学について
2 社会福祉の展開と心理支援
3 生活を支える心理支援
4 暴力被害者への心理支援
5 高齢者への心理支援
6 障害・疾病のある人への心理支援
7 生活困窮・貧困者への心理支援
8 児童虐待への心理支援の実際
9 子どもと親への心理支援の実際
10 認知症高齢者への心理支援の実際
11 ひきこもり・自殺予防の心理支援の実際
12 精神障害者への心理支援の実際
13 家族・職員への心理支援の実際
14 福祉・介護分野での多職種協働と心理職の位置づけ
15 多職種協働の実践事例

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
小テスト
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時応じる。但し、メールでアポイントメントをとること。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)