文学部 人文学科 人間科学コース 心理学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 2年生 3年生 4年生 対象学部等: |
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 19072013 2019 前期 毎週 火曜3限 伊都イーストゾーン 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
臨床動作法は,九州大学総合臨床心理センターで開発され,現在,アジア諸国を中心に各国で適用されているリハビリテーションの方法である。本授業では,リハビリテーションのために必要な,運動学(筋・骨格系の運動メカニズム)の基礎を学びながら,人の四肢,体幹,、姿勢に生じる運動コントロールの困難をどのように回復支援するのかを解説すると同時に,実習を行いながら学ぶ。リハビリテーションの考え方および技法は,野球,テニス,陸上競技,水泳,その他の種々のスポーツ競技におけるスランプの調整の理解にもきわめて有用である。投球動作のメカニズム,あるいは,いわゆる肉離れ(Strain損傷)などが生じる原因などを理解しながら,運動障害児者に対するリハビリテーションの技法を学ぶだけでなく,アスリートの筋疲労,筋損傷の防止などについて理解を深めていく。アスリート支援に関心を持つ受講者は,各自の抱える動作コントロール上の困難点について議論しながら,実際の手技を通して,その困難の解決をめざす。被援助者が心身の負担なく,心理学的に安定した状況で,心身の制御を行うことができる支援スキルの学習を目指す。 (Dohsa-method has been developed in Kyushu-University. This method in used as a rehabilitation technique for people with physical disabilities in broader area especially in Asia. Although this method is mainly for the disabilities, this is so useful and effective for the training and relaxation method for the athlete, for example, baseball, tennis, swimming, etc. In this class, the students will learn the movement mechanism of human body and also the muscle manipulation techniques which is especially useful for psychological stability. ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : リハビリテーション 障がい スポーツ アスリート リラクセーション 運動コントロール 心理学的支援 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 1.実習を伴う授業であり,動作者ー支援者のペアリングを行うため,特別な事情を除き,全回出席することを前提とする。 2.障がいを持つ方々や,その他,他者に接する際に必要な社会的・倫理的態度について,平成30年度後期開講の発達相談学講義Vにおいて詳細に解説しているため,3年生以上は本授業を履修済みであることが望ましい。ただし,2年生の履修を制限するものではない。 3.心理学の基礎知識を有していることを前提とする。「心理学入門」の単位未習得の者の受講は認めない。 4.実習を行うため,人数制限を行う。20名程度。障がい児者,アスリート等の心理学的・運動学的支援に強い関心を持つ者が履修登録すること。 5.特に3年生で専攻科目「発達相談学第二(遠矢)」を専攻希望の可能性のある者は必ず履修すること。 履修に必要な知識・能力 : 平成30年度後期 発達相談学講義V単位修得済み学生のみを対象とする。 心理学入門の単位修得済みの者のみを対象とする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
●授業は,総合臨床心理センター1階プレイルームで行う。授業時は,総合臨床心理センター裏側入り口(イースト1号館側)から入室すること。場所は掲示にて表示する。教員が解錠し,待機するので,教員の許可を得て入館すること。 ●センター玄関からの入室は禁止とする。また,プレイルーム以外の館内を無許可に移動することを禁止する。 ●ジャージ,Tシャツ等,身体運動実習ができる服装を用意すること。実習時には,総合臨床心理センター3階更衣室にて更衣が可能。 ●生物学的性別に応じてペアリングを行い,実習を行う。
教職 : 資格 : 認定心理士 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 授業時に紹介する 参考書 : 授業時に紹介する 授業資料 : 必要に応じて配布する 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 出席と平素の成績により評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |