文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
生涯発達学講義T(教育・学校心理学)

講義題目  教育・学校心理学
准教授/教育学部 古賀 聡
科目ナンバリングコード:
講義コード: 19074061
2019 後期
毎週 木曜3限
伊都イーストゾーン B-101 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/13 (15:48)
授業の概要 「教育の制度や法律」「教育・学校分野での活動の倫理」「学校における問題(不登校・いじめ・非行・暴力行為)の理解と対応」などの教育現場において生じる問題及びその背景を理解する。
認知・言語・感情・社会行動の発達、学習や認知のメカニズムや学習意欲、教授方法や個人差と適正処遇交互作用といった教育・学校心理学の基礎を学ぶ。
学習達成度、学力・知能、対人関係、教育環境など教育分野における心理学的アセスメントについて学ぶ。
さらに、スクールカウンセリングや教育現場における連携、心の健康教育、特別支援教育、学習支援など教育現場における心理社会的課題及び必要な支援について学ぶ。

(Students will learn about human development and learning based on Educational Psychology and School Psychology.
These contain the disciplines of physical, cognitive, emotional, social, and clinical fields.)
キーワード : 教育の制度・法律、教育・学校分野での活動の倫理、学校における問題の理解と対応、発達と教育、学習と教育、教授方法、教育分野における心理学的アセスメント、教育おける心理学的援助、特別支援教育
履修条件 : 臨床心理学に関する基礎知識を有すること。 教育領域における心理学・臨床心理学の活用や実践に関心があること。
履修に必要な知識・能力 : 臨床心理学や心理学の基礎知識
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
教育の制度・法律、教育・学校分野での活動の倫理、学校における問題の理解と対応、発達と教育、学習と教育、教授方法、教育分野における心理学的アセスメント、教育おける心理学的援助、特別支援教育
       
B_B1-d [専門的研究手法]
心理学的アセスメント
心の健康教育で用いる心理学的技能
       
汎用的技能
問題や危機を多面的に分析する技能
他者にわかりやすく説明する技能
他者の意見を尊重しつつ自分の考えを表現するアサーティブなコミュニケーション技能
       
態度・志向性
共感的な態度
問題解決に向けた能動性
       
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 講義を中心に行うが、理解を深めるためのワークなどを取り入れながら授業を進める。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 公認心理師の基礎と実践18 教育・学校心理学 石隈利紀編 遠見書房

※教科書を中心に講義を行います。レポート作成や試験勉強に必要となる教科書です。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 教育・学校心理学の意義 テキスト 第1章通読
2 発達課題の理解と援助
教育課題への援助
テキスト 第2章・第3章通読
3 スクールカウンセリングとチーム学校 テキスト 第4章・第5章通読
4 心理教育的援助サービス テキスト 第6章通読
5 まとめと小テスト これまでの復習
教科書第6章までの精読
6 発達課題の理解と援助 テキスト 第7章通読
7 不登校の理解と援助 テキスト 第8章通読
8 いじめの理解と援助 テキスト 第9章通読
9 非行の理解と非行をする子どもの援助 テキスト 第10章通読
10 学校における危機対応 テキスト 第11章通読
11 学級づくりの援助 テキスト 第12章・第13章通読
12 学級づくりの援助
ワーク1
身体性に焦点化する
13 学級づくりの援助
ワーク2
関係性に焦点化する
14 学校を支える地域ネットワーク テキスト 第14章通読
15 教育・学校心理学と公認心理師の実践
まとめとレポート
テキスト 第15章通読

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]

汎用的技能

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
小テスト
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 中間テスト(小テスト)とレポートを総合的に評価する。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)