文学部 人文学科 人間科学コース 比較宗教学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 2年生 3年生 対象学部等: |
Cultural Anthropology (Seminar VI)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3843J 講義コード: 19054311 2019 前期 毎週 木曜4限 伊都イーストゾーン 宗教研 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
2年に1度、比較宗教学研究室では「集団調査」を行います。今年は「(視覚)障害」と言われる現象や「バリアフリー」と言われる現象の文化人類学的集団演習を行いたいと思います。 参加は誰にでも開かれていますが、半期中に何度かフィールドワークで学外実習に出かける予定ですので、参加する学生さんは必ず学研災と付帯賠災にはいっておいてください(生協で入れます)。 近代の国民国家の古典ベネディクト・アンダーソンによる『想像の共同体』では、国民国家の起源を出版資本主義(端的には新聞)に求めています。新聞があることであったこともない人たちが想像の中で共同体的な命運を生きていると構想できるようになった、というのです。 また近代文化人類学の父と言われるブラニスラフ・マリノフスキーは人類学の目標を「彼の世界についての彼の見方を理解することである」としています。 さて、問題です。 近代国民国家の起源がもし出版資本主義にあり、また文化人類学が「彼の見方を理解する」と宣言した時、「視覚障害」という現象はどのように位置づけられるでしょうか?この辺りを本文化人類学演習の出発点にしたいと思います。 (This seminarY is a first half of our anthropological research. Students have to take both seminer if you want to take part in this seminer.Understanding of "the natibe point of view" and translating their culture are very unique goal of cultural anthrupology. In so-called post-modern society, cultural anthropology are adopted to various worlds,which include so-called "disability study". In this seminer, we would like to share some expeliences of the blind in the cumpus.Doing so,students must master the essence of current ethnographic methods. ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 視覚障害、バリアフリー、参与観察 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 文化人類学Zも履修すること。6月の現地訪問の日は空けておくこと(サークル活動と重複した場合、レギュラーでの試合の場合以外は不可) 履修に必要な知識・能力 : PC、インターネット、ワード、エクセル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
参加者10人に1人のTAをつけます。 常時LINEで連絡を取り合います。 1/3以上欠席した方は単位取得資格を失いますのでご注意ください。
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 参考書 : 『視覚障害教育入門』『太平洋線下の全国の障害児学校』『障害とは何か』『バリアフリー・コンフリクト』『対立を乗り越える心の実践』『科学へジャンプサマーキャンプ2008』『合理的配慮』『盲人の歴史』『障害者の宗教民俗学』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを予定。 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 水曜お昼。shuujiiijima@gmail.com要メール。 授業以外での学習に当たって : 水曜お昼。shuujiiijima@gmail.comまでメールをください。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |