文学部 人文学科

学芸員科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
博物館資料保存論
Theory of Perservation for Museum
講義題目  博物館資料保存論
総合研究博物館 教授 岩永 省三
科目ナンバリングコード: LET-HUM3062J
講義コード:
2019 前期
集中
伊都 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 博物館資料等の文化財資料について、保存概念の成立と展開、および保存修理の原理・原則を論じる。保存科学の観点から各種の資料を材料的に捉えて分析し、化学的・物理的・生物的に劣化の現状を把握する。資料の展示中および保存・保管中における環境を論じ、基礎的な環境測定も実施する。環境保護・文化財保存と博物館の役割を論ずる。

(This lecture course is designed to introduce students to the discipline of Museum Material Preservation Theory.)
キーワード : 文化財保存、博物館資料、保存科学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : 特に用いない。
参考書 : 適宜紹介する。
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 文化財と保存概念の成立(福島)
2 文化財保存の国際的展開(福島)
3 日本における文化財保存概念の展開(福島)
4 博物館資料の材料学と光学的手法による調査法(脇谷)
5 博物館資料の構造調査と劣化・損傷部位の調査(脇谷)
6 無機質資料の劣化と実験(金属材料)(脇谷)
7 特殊な環境化における無機質資料の劣化(脇谷)
8 博物館資料(埋蔵文化財無機質資料)の保存処置と復元(脇谷)
9 博物館資料(埋蔵文化財有機質資料)の保存処置(脇谷)
10 博物館資料(伝統文化財資料)の保存修理と材料(脇谷)
11 博物館資料の保存環境(温室度・光など)(脇谷)
12 博物館資料の生物被害と有害生物管理(丸山)
13 自然環境の保護と生物多様性(三島)
14 地域資源の保存と活用(中西)
15 考古学資料・古人骨資料の保存と活用(岩永・米元)

授業以外での学習に当たって :
学習相談 : 岩永の勤務地である九州大学総合研究博物館(箱崎)への訪問を歓迎する。
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
知識・理解
博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な保存環境で保存していくための知識を習得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養う。
文化財の保存、博物館資料の保存について十分な知識を持ち、学芸員としての実践活動を行う基礎が確立できている。 文化財の保存、博物館資料の保存について十分な知識を持ち、学芸員としての実践活動を行う基礎がある程度できている。 文化財の保存、博物館資料の保存についてある程度の知識を持ち、学芸員としての実践活動を行う基礎がある程度できている。 文化財の保存、博物館資料の保存について知識が不十分で、学芸員としての実践活動を行う基礎ができていない。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法

知識・理解
備考(欠格条件、割合等)
小テスト
レポート

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 3回は芸術工学研究院の福島綾子、8回は奈良文化財研究所の脇谷草一郎、4回は九州大学総合研究博物館の教員が担当する。授業は8〜9月に集中講師で行う。実施時期は決まり次第発表する。

教職 :
資格 : 学芸員

更新日 : 2019/2/19 (17:24)