人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野
哲学 専修
博士演習 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
博士演習
Seminar
講義題目  近世スコラ学研究
准教授 大西 克智
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 前期
毎週 水曜2限
伊都イーストゾーン 教員室 教室
M/J科目 (日本語, ラテン語)
更新情報 : 2019/10/24 (12:48)
授業の概要 16世紀スペインを中心に展開され、17世紀哲学にも大きな影響を及ぼしたルイス・デ・モリナの著作を精読する。

(Through an in-depth study of selected texts of Luis de Molina, students will acquire and develop the basic knowledge in the Modern Scholastic philosophy. )
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_A-a [先行研究の理解]
哲学を対象とする領域では、古典的な文献著作を厳密に読解するとともに、重要な先行研究に基づいてその内容を批判的に検討し考察できる。
この分野の先行研究を正確に理解できている。 この分野の先行研究を理解できている。 この分野の先行研究を一応理解できている。 この分野の先行研究の理解が不十分である。
MP_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
哲学、倫理学、インド哲学史、中国哲学史、芸術学、 これらのうち一つについて、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
この分野の研究史と方法論を体系的に理解できている。 この分野の研究史と方法論を理解できている。 この分野の研究史と方法論を一応理解できている。 この分野の研究史と方法論の理解が不十分である。
MP_B1-a [一次資料の読解]
哲学および芸術学の領域に関する文献や一次資料を厳密に読解する能力を身につける。
関連する一次資料を正確に読解できている。 関連する一次資料を読解できている。 関連する一次資料を一応読解できている。 関連する一次資料の読解が不十分である。
MP_B1-c [理論的な分析]
哲学的著作あるいは芸術作品 について実証的に考察し、かつ理論的な分析を加えることができる。
取り上げる原典で扱われている問題構造を理論的に分析できている。 原典で扱われている問題構造を分析できている。 原典で扱われている問題構造を一応分析できている。 原典で扱われている問題構造の分析が不十分である。
MP_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
取り上げる原典が目指しているものを総合的に把握できている。 取り上げる原典が目指しているものを把握できている。 取り上げる原典が目指しているものを一応把握できている。 取り上げる原典が目指しているものの把握が不十分である。
MP_B2-b [理論的思考力]
人文科学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
取り扱われている哲学的問題のポイントを理論的に考えることができている。 取り扱われている哲学的問題のポイントをめぐって考えることができている。 取り扱われている哲学的問題のポイントをめぐって考えることが一応できている。 取り扱われている哲学的問題のポイントをめぐって考えることができていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 原典の講読を軸として、必要な知識を拡大してゆく。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 原典資料は複写を配布する。
参考書 : 演習中に適宜指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション:近世スコラ学総論(1)
2 イントロダクション:近世スコラ学総論(2)
3 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
4 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
5 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
6 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
7 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
8 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
9 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
10 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
11 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
12 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
13 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
14 モリナ『コンコルディア』第一部読解 演習
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_A-a
[先行研究の理解]
MP_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
MP_B1-a
[一次資料の読解]
MP_B1-c
[理論的な分析]
MP_B2-a
[総合把握力]
MP_B2-b
[理論的思考力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)