人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野
倫理学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
西洋倫理学研究 VIII
Western Ethics (Seminar VIII)
講義題目  マクダウェルの行為論
准教授 飯嶋 裕治
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
毎週 火曜2限
伊都 D-108 教室
E/J科目 (日本語, English)
授業の概要 *初回(10月8日)の授業は、「3限」の時間に「イースト2号館1階D108教室」に集まること。

ジョン・マクダウェルは「知覚の概念説」を提起したことで知られるが、それを踏まえた行為論もさらに展開している。
そこで知覚と行為の構造を一体的に捉え直すために彼が特に注目しているのが、一種の概念能力としての「徳」である。それは、目前の状況をあらかじめ概念的に分節化された有意味なものとして知覚させ、かつ、そこから然るべき行為へと端的に動機づけるような力として考えられていると思われる。
本授業では以下の文献(等)の講読を通じて、マクダウェルの行為論を「徳」という観点から再検討することにしたい。

(In this seminar, we will read John McDowell's works related to action and virtue.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : ジョン・マクダウェル『心と世界』、神崎繁ほか〔訳〕、勁草書房、2012年
John McDowell, Mind and World, 2nd ed., Harvard UP, 1996.

ジョン・マクダウェル「徳と理性」、『徳と理性──マクダウェル倫理学論文集』(大庭健〔編・監訳〕、勁草書房、2016年)所収
John McDowell, “Virtue and Reason”, in Mind, Value & Reality, Revised ed., Harvard UP, 2001.
参考書 : 荻原理『マクダウェルの倫理学――『徳と理性』を読む』(勁草書房,2019年)
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 事後課題の提出
2 マクダウェルの著作の講読 演習 事後課題の提出

授業以外での学習に当たって : 文献の予習に加えて、毎回Moodleを使用して事後の感想・質問を提出してもらい、それを踏まえた議論も行なう。
学習相談 : 授業の前後に受け付ける。必要に応じて別の時間を設定する。
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_A-a [先行研究の理解]
哲学を対象とする領域では、古典的な文献著作を厳密に読解するとともに、重要な先行研究に基づいてその内容を批判的に検討し考察できる。
MP_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
哲学、倫理学、インド哲学史、中国哲学史、芸術学、 これらのうち一つについて、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
MP_B1-c [理論的な分析]
哲学的著作あるいは芸術作品 について実証的に考察し、かつ理論的な分析を加えることができる。
MP_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
MP_B2-b [理論的思考力]
人文科学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
MP_C-a [積極性]
自ら進んで課題を見つけ、それに取り組む積極性を持つ。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
MP_A-a
[先行研究の理解]
MP_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
MP_B1-c
[理論的な分析]
MP_B2-a
[総合把握力]
MP_B2-b
[理論的思考力]
MP_C-a
[積極性]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
プレゼンテーション
レポート
出席 欠格条件

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 :

教職 :
資格 :

更新日 : 2019/10/7 (15:11)