人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
中国哲学史 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
中国近世近代思想研究 II
Early Modern Chinese Philosophy (Seminar II)
講義題目  朱子学関連重要文献精読
准教授 藤井 倫明
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン 中哲演 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2019/10/21 (23:12)
授業の概要 朱熹の思想を理解する上で最も重要だとされている「玉山講義」及びそれと関わる朱熹の書信、語録を精読し、朱熹思想の根幹を理解する。テキストには闇斎学派の保科正之によって編集された『玉山講義附録』を用い、日本の闇斎学派が朱子学をどのように受け入れたのかという問題も視野に入れ、読解・議論を進める。

(This course read the important documents related to Zhu Xi's thoughts and understand the essence of Chu Hsi thought.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B1-a [一次資料の読解]
哲学および芸術学の領域に関する文献や一次資料を厳密に読解する能力を身につける。
典拠を踏まえて、テキストの内容を全て精確に理解し、的確な訓読、訳注ができる。 典拠を踏まえて、テキストの内容を概ね理解し、訓読、訳注ができる。 テキストの内容を理解し、訓読ができる。 テキストの内容がほとんど理解できず、訓読、訳注ができない。
MP_B1-c [理論的な分析]
哲学的著作あるいは芸術作品 について実証的に考察し、かつ理論的な分析を加えることができる。
テキストの内容を理論的に分析し、斬新な問題提起、議論をすることができる。 テキストの内容を理論的に分析し、何らかの問題提起、議論をすることができる。 テキストの内容について議論することができる。 テキストの内容について問題提起や議論が全くできない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
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授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 原典資料の翻訳・注釈を通して漢文・中国古典語の読解能力を高めます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 『玉山講義附録』
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション:『玉山講義附録』解題
2 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
3 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
4 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
5 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
6 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
7 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
8 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
9 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
10 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
11 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
12 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
13 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
14 『玉山講義附録』読解・訳注 演習
15 『玉山講義附録』読解・訳注 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B1-a
[一次資料の読解]
MP_B1-c
[理論的な分析]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 80%
出席 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 演習担当者は、予め担当部分の原文を読み、重要語句の意味や典拠を調べ、原文の書き下し文及び現代日本語訳を作成しておく。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)