人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本史特論 III
Japanese History (Specialized Lecture III)
講義題目  日本近世における書物・出版、思想形成
一橋大学大学院社会学研究科 教授 若尾 政希
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 前期
集中
伊都イーストゾーン 日本史演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/23 (18:14)
授業の概要  私は、思想史という研究視角から、日本近世という時代を把握したいと考えています。本講義では、そのような思想史研究の世界に皆さん方をご招待したい。

(I want to understand the period of Japan's early modern period from a research perspective of the history of thought. In this lecture, I would like to invite you to such a world of thought history research.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 2019年7月22日〜25日
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-a [史資料の分析]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
人文学の基礎知識を踏まえて,理解できる。 人文学の基礎地域を踏まえて,ある程度の理解ができる。 人文学的知識の基礎知識がある。 人文学の基礎基礎知識について,知識に不足する。
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、ある程度,世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈などの知識がある。 史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などの知識に不足する。
MH_B1-a [資料体の構築]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
専門的知見を踏まえた古典の読解がかなりよくできる。 専門的知見を踏まえた古典の読解がよくできる。 専門的知見を踏まえた古典の読解ができる。 古典の読解ができない。
MH_B2-d [社会との関わり]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
専門分野に関する資料分析がかなりよくできる。 専門分野に関する資料分析がよくできる。 専門分野に関する資料分析ができる。 専門資料を分析できない。
DH_A-a [史資料の分析]
人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力を身に付ける。
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法をある程度獲得する。 専門分野の内容に関する理解と、学問固有の思考方法について知識を持つ。 専門分野の内容に関する理解と、学問固有の思考方法について知識が不足する。
DH_B1-b [資料体の構築]
新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示する能力を身に付ける。
講義内容を踏まえた問題提起がかなりよくできる。 講義内容を踏まえた問題提起がよくできる。 講義内容を踏まえた問題提起ができる。 問題提起ができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト(紙媒体)
参考書 : テキスト(紙媒体)にて提示
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 思想史という立ち位置
2 思想史という方法
3 社会通念・常識から時代・社会を読み解く(1)
4 同(2)
5 同(3)
6 同(4)
7 同(5)
8 同(6)
9 書物を史料として歴史を読む(1)
10 同(2)
11 書籍文化とその基底
12 書物・メディアと社会
13 神・儒・仏の時代
14 思想史とは何か
15 歴史研究に何ができるか

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-a
[史資料の分析]
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_B1-a
[資料体の構築]
MH_B2-d
[社会との関わり]
DH_A-a
[史資料の分析]
DH_B1-b
[資料体の構築]
備考(欠格条件、割合等)
小テスト
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 評価は、授業後に書いてもらうリアクションペーパーとミニレポート等により行う。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 集中講義なので、自主学習は難しいと思いますが、配付した文献は可能な限り読んで参加してください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)