人文科学府 歴史空間専攻 広域文明史学 分野
西洋史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
ヨーロッパ史学特論IV
Early Modern European Society (Specialized Lecture II)
講義題目  ナチ・ジェノサイドと加害者たち
講師 今井 宏昌
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
毎週 月曜1限
伊都 演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 第二次世界大戦下のヨーロッパでは、ホロコーストに代表されるナチ・ジェノサイドが全面開花した。このナチ・ジェノサイドに関する研究において、1990年代以降急速に進展したのが、ジェノサイドの実行者・協力者を対象とする「加害者研究[Täterforschung]」だった。
本講義では、このような加害者研究において、ジェノサイドの行使・関与へと至る経路がどのように分析されているかを批判的に検討し、そのうえで人物史の観点から大量殺戮の発生を解き明かそうとするアプローチの有効性と限界性について確認する。

(This course provides an in-depth examination of specific aspects of German History. The course also touches on relevant topics in the Perpetrator Research of the Holocaust.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト :
参考書 : ロベルト・ゲルヴァルト(宮下嶺夫訳)『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ 』(白水社、2016年)
クリストファー・ブラウニング(谷喬夫訳)『増補 普通の人びと:ホロコーストと第101警察予備大隊』(筑摩書房、2019年)
小野寺拓也『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」:第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社、2012年)
芝健介『武装親衛隊とジェノサイド:暴力装置のメタモルフォーゼ』(有志舎、2008年)
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 序論
2 ナチ指導者
3 親衛隊員
4 国防軍兵士
5 「ふつうの人びと」
6 女性
7 コラボレーター
8 結論

授業以外での学習に当たって :
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
西洋史学研究を対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。 西洋史学研究を対象として、当該分野における研究史と方法論をある程度説明できる。 西洋史学研究を対象として、当該分野における研究史と方法論について理解する。 西洋史学研究を対象として、当該分野における研究史と方法論について理解できない。
MH_B1-b [書誌の作成]
関連する先行研究について網羅的な書誌を作成できる。
関連する先行研究について網羅的な書誌を作成できる。 関連する先行研究について網羅的な書誌をある程度作成できる。 関連する先行研究についての網羅的な書誌に関して理解する。 関連する先行研究についての網羅的な書誌に関して理解できない。
MH_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。 高度に専門的な知識を総合的に把握する能力をある程度身につける。 専門的な知識を総合的に把握することの重要性を理解できる。 専門的な知識を総合的に把握することの重要性を理解できない。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_B1-b
[書誌の作成]
MH_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 100%

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 受講希望者は、初回の授業が始まる前に必ず事前に担当教員に相談すること。
この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)開講科目に該当する。同プログラムについて、詳しくは以下のサイトを参照のこと。http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :

更新日 : 2019/4/2 (15:50)