人文科学府 歴史空間専攻 地理学 分野 地理学 専修 専修科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Socio-Economic Geography (Specialized Lecture II)
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2019 前期 集中 伊都イーストゾーン 地理演 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
経済活動のグローバル化は、世界規模で経済や社会の同質化を進めて「地理の終焉」を導くともいわれる。しかし、グローバル化が進むなか変貌する世界経済地図をみれば、世界の諸地域の異質さが増していることもたしかである。こうしたグローバル化とローカル化の逆説的な動きを捉えるためには、経済学が好んで用いる「一点世界」を前提とした理論だけでは不十分であり、地理学的知見が必要となる。地理学、経済学、社会学の知見を活用しながら、グローバル化のもとでの産業集積や大都市圏というローカルな現象にアプローチする。講義形式を基本としつつ、授業内課題の取組みや質疑応答を組み入れる。 (This course introduces approaches in economic geography and examines contributions of theories to the understanding of contemporary globalizing/localizing world.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 経済地理学、立地論、距離、グローバル化、ローカル化、都市化 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
集中講義形式で、9月17日(火)〜9月19日(木)の予定。 2日目午後は、可能であれば工場見学を実施する。
教職 : 教職(社会)(地理歴史) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 参考書 : 水岡不二雄編『経済・社会の地理学』有斐閣、2002年。(特に序章、第1章、第8章、第9章) 杉浦芳夫著『立地と空間的行動』古今書院、1989年。(特に第1章、第2章) 松原宏編『産業立地と地域経済』NHK出版、2012年。(特に第1章から第4章、第7章、第8章) 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 集中講義のため、授業時間の前後を活用すること。 授業以外での学習に当たって : 参考文献について事前に目を通しておくこと。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |