人文科学府 言語・文学専攻

共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
西洋古典文学特論 I
European Classical Literature Special Course (Specialized Lecture I)
講義題目  西洋古典文学特論 I
国際基督教大学教養学部 教授 佐野 好則
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
集中
伊都 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 古代ギリシア・ローマ古典の代表的な作品を取り上げ、作品解釈上の要点を検討する。特に姿を牛に変えられギリシアから遠くエジプトまでさまよった女性イーオーの神話を扱う作品を取り上げ、その題材を扱った叙事詩、抒情詩、演劇作品を比較の視点からそれぞれの特徴を検討する。それぞれの作品のジャンル、歴史的・文化的背景も理解し、全体的に西洋古典学入門となることを目指す。

(This course will take up representative classical literary works as main texts and examine important points for interpretation. Epic, lyric, and dramatic works, which incorporate the myth of Io, a woman who had to roam from Greece to Egypt, will be examined from comparative perspective and characteristics of each work will be discussed. This course as a whole purports to serve as an introduction of Greco-Roman classical studies, by enhancing the awareness of the genre and historical-cultural backgrounds of the main texts.)
キーワード : 西洋古典学、ギリシア・ローマ古典、叙事詩、抒情詩、演劇
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : [ヘシオドス]名婦のカタログ、バッキュリデス『ディテュランボス』19、アイスキュロス『嘆願する女たち』、[アイスキュロス]『縛られたプロメテウス』、オウィディウス『変身物語』の和訳。授業内で配布する。
参考書 : 久保正彰『西洋古典学入門』(ちくま学芸文庫)、逸身喜一郎『ギリシャ・ラテン文学』(研究社)、川島重成・高田康成編『ムーサよ、語れ─古代ギリシア文学への招待』(三陸書房)
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ギリシア・ローマ古典の時代的背景、美術作品におけるイーオー神話の表現、ギリシア叙事詩におけるイーオー神話の叙述への導入 ギリシア叙事詩和訳テキストの精読
2 ギリシア叙事詩におけるイーオー神話の叙述の検討、ギリシア抒情詩におけるイーオー神話の叙述への導入 ギリシア抒情詩和訳テキストの精読
3 ギリシア抒情詩におけるイーオー神話の叙述の検討、ギリシア悲劇におけるイーオー神話の叙述への導入 ギリシア悲劇和訳テキストの精読
4 ギリシア悲劇におけるイーオー神話の叙述の検討 I : アイスキュロス『嘆願する女たち』 ギリシア悲劇和訳テキストの精読
5 ギリシア悲劇におけるイーオー神話の叙述の検討 II: [アイスキュロス]『縛られたプロメテウス』、ローマ叙事詩におけるイーオー神話の叙述への導入 ローマ叙事詩和訳テキストの精読
6 ローマ叙事詩におけるイーオー神話の叙述の検討 レポート製作に向けてのテキストの検討

授業以外での学習に当たって :
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
古典の読解
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
古典作品の文化史的意義を理解し、比較作品論的方法を身につけ、歴史資料・美術資料等も援用して独自の解釈を説得的に提示することができる。 古典作品に主体的な関心を持ち、作品各の類似点と相違点の把握に基づいて作品解釈を試みることができる。 古典作品に関心を持つことができ、作品間の類似点と相違点を正確に把握することができる。 古典作品を難解と感じ、個々の作品の内容把握が曖昧である。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法

古典の読解
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
レポート

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 7月16日、17日、18日、19日

教職 : 教職(フランス語)
資格 :

更新日 : 2019/2/1 (14:49)