人文科学府 言語・文学専攻 日本・東洋文学 分野
中国文学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 専修学生に限る
中国近世近代文学作品研究 II
Middle-Modern Chinese Classics (Seminar II)
講義題目  明代伝奇訳注
講師 井口 千雪
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
毎週 火曜4限
伊都イーストゾーン 中文演 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2019/3/6 (19:24)
授業の概要  明代伝奇は、往々にして作者・享受者ともに当時の一流士大夫であった。一方で白話小説と素材を一にすることが多く、その成立・展開に密接な影響関係があるとされる。この「雅俗共賞の文学」には、いかなる普遍的文学性が内在するのか。
 授業は担当者が訳注を発表する演習形式で行う。

( Through the reading of pray of Qu (poetry) with critique of the text,students will acquire the practical skills and specialist knowledge needed for study colloquiai Chinise literature. )
キーワード :
履修条件 : なし
履修に必要な知識・能力 : なし
特記事項 なし
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(中国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-b [先行研究の読解]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を深く掘り下げて説明できる。
テクストの厳密かつ精確な解釈が非常によくできる。 テクストの厳密かつ精確な解釈がよくできる。 テクストの厳密かつ精確な解釈を行おうと試みている。 テクストの厳密かつ精確な解釈を行う意欲が無い。
ML_B2-d [社会との関わり]
3専門分野の学習を通じて人文学と社会のかかわりについて問題意識を育む。
文学と社会の関わりを非常によく理解している。 文学と社会の関わりをよく理解している。 文学と社会の関わりを意識している。 文学と社会の関わりについて意識が無い。
DL_A-b [テクストの校訂]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえたテクストの解釈あるいは本文の校訂・注釈ができる。
テクストの厳密かつ精確な解釈、あるいは本文の校訂・注釈が非常によくできる。 テクストの厳密かつ精確な解釈、あるいは本文の校訂・注釈がよくできる。 テクストの厳密かつ精確な解釈、あるいは本文の校訂・注釈を行おうと試みている。 テクストの厳密かつ精確な解釈、あるいは本文の校訂・注釈を行う意欲が無い。
DL_B2-b [理論的思考力]
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
テクストクリティークという方法論を非常によく理解し身につけている。 テクストクリティークという方法論をよく理解し身につけている。 テクストクリティークという方法論を理解している。 テクストクリティークという方法論を理解していない。
DL_B2-d [社会との関わり]
専門分野の学習を通じて人文学と社会のかかわりについて問題意識を育む。
文学と社会の関わりを非常によく理解している。 文学と社会の関わりをよく理解している。 文学と社会の関わりを意識している。 文学と社会の関わりについて意識が無い。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 授業で配布する。
参考書 : なし
授業資料 : 専修学生に限る。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 明・李開先『宝剣記』購読@ 演習
3 明・李開先『宝剣記』購読A 演習
4 明・李開先『宝剣記』購読B 演習
5 明・李開先『宝剣記』購読C 演習
6 明・李開先『宝剣記』購読D 演習
7 明・李開先『宝剣記』購読E 演習
8 明・李開先『宝剣記』購読F 演習
9 明・李開先『宝剣記』購読G 演習
10 明・李開先『宝剣記』購読H 演習
11 明・李開先『宝剣記』購読I 演習
12 明・李開先『宝剣記』購読J 演習
13 明・李開先『宝剣記』購読K 演習
14 明・李開先『宝剣記』購読L 演習
15 明・李開先『宝剣記』購読M 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-b
[先行研究の読解]
ML_B2-d
[社会との関わり]
DL_A-b
[テクストの校訂]
DL_B2-b
[理論的思考力]
DL_B2-d
[社会との関わり]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の後、
及びオフィスアワー木曜3限(事前にメールでアポイントを取ること)

授業以外での学習に当たって : 授業の前に工具書・検索システムなどを用いて本文の翻訳と注釈を行うこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)