人文科学府 言語・文学専攻 西洋文学 分野
仏文学 専修
専修科目 (単位数 2)
専攻必修科目
対象学年:
対象学部等:
フランス文学特殊研究 VII
French Literature Special Studies VII
講義題目  フランス文学における結婚の形而上学とその脱構築(18世紀を中心に)
九州産業大学国際文化学部 准教授 藤田 尚志
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 後期
集中
伊都イーストゾーン 仏文演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/10/30 (18:00)
授業の概要 愛・性・家族について根源的な思索を深めるうえで、このうえない思想的鉱脈を提供してくれる。本講義では、フランス文学全体を視野に置きつつも、特に18世紀の思想的文学であるディドロやルソーを中心として、愛・性・家族をめぐる諸問題の歴史的変遷を辿っていくことにしたい。

(This lecture course focuses on some master pieces of French literature (especially in 18th century) in order to provide an overview of the basic perspectives and concepts of love, sexuality and family in modern European culture.)
キーワード : 愛・性・家族・一夫一婦制
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-b [先行研究の読解]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえつつその内実を深く掘り下げて説明できる。
人文学の視座を十分に理解し、高度なレベルで自分なりに展開することができている。 人文学の視座をある程度理解できており、ある程度自分なりに使いこなせている。 人文学の視座を最低限理解できている。 人文学の視座というものが、おぼろげながら理解できている。
ML_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
国語学・国文学、中国文学、英語学・英文学、独文学、仏文学、言語学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
本講義のアプローチを完全に理解し、高度なレベルで自分なりに展開することができている。 本講義のアプローチをある程度理解できており、ある程度自分なりに使いこなせている。 本講義のアプローチを最低限理解できている。 本講義のアプローチというものが、おぼろげながら理解できている。
ML_B2-b [理論的思考力]
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
古典の読解が、フランス語原典も含め、解釈的にも高いレベルで行なえている。 古典の読解が、フランス語原典も含め、解釈的にもある程度のレベルで行なえている。 古典の読解が、日本語ではあるが、解釈的にもある程度のレベルで行なえている。 最低限日本語で文章の意図は理解できている。
ML_B2-e [チーム運営能力]
問題の本質を熟慮し、その解決方法を提示し、実行する能力、またそのためのチームを運営する能力を身につける。
フランス語運用能力がかなり優れている。 フランス語運用能力が優れている。 フランス語運用能力が及第である。 フランス語運用能力に関して一層の努力が必要である。
ML_C-a [積極性]
自ら進んで新しい問題に取り組む積極性を持つ。
批判的討論の力がかなり優れている。 批判的討論の力が優れている。 批判的討論の力が及第である。 批判的討論の力に関して一層の努力が必要である。
ML_B1-c [成果発表]
文学的あるいは言語的表象について実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果を国内外の学会における口頭発表や学術論文によって公表できる。
思考能力がかなり優れている。 思考能力が優れている。 思考能力が及第である。 思考能力に関して一層の努力が必要である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習

成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-b
[先行研究の読解]
ML_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
ML_B2-b
[理論的思考力]
ML_B2-e
[チーム運営能力]
ML_C-a
[積極性]
ML_B1-c
[成果発表]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
プレゼンテーション
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)