人文科学府

現代文化論科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
現代文化論B
Studies of Modern Culture B
講義題目  歴史空間論と現代
准教授 辻田 淳一郎
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2019 前期
毎週 水曜2限
伊都イーストゾーン B-101 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2019/7/24 (10:55)
授業の概要 現代社会における歴史空間論(歴史学と地理学)の意味について,リレー形式で講義する。

(This course examines situation of history and geography in the modern society.)
キーワード : 歴史学,地理学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 教員の担当日は都合により予告なく変更される場合があります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
現代における歴史学・地理学の位置づけを非常によく把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけをよく把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけを把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけをあまり把握できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 各教員が授業のなかで適宜提示
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 4月10日:第1回 ガイダンス&考古学と現代1(宮本)
2 4月17日:第2回 日本史学と現代1(坂上)
3 4月24日:第3回 日本史学と現代2(佐伯)
4 5月8日:第4回 日本史学と現代3(国分)
5 5月15日:第5回 考古学と現代2(辻田)
6 5月22日:第6回 朝鮮史学と現代1(森平)
7 5月29日:第7回 朝鮮史学と現代2(小野)
8 6月5日:第8回 東洋史学と現代(中島)
9 6月12日:第9回 西洋史学と現代1(岡崎)
10 6月19日:第10回 西洋史学と現代2(今井)
11 6月26日:第11回 イスラム文明史学と現代(清水)
12 7月3日:第12回 地理学と現代1(高木)
13 7月10日:第13回 地理学と現代2(今里)
14 7月17日:第14回 地理学と現代3(遠城)
15 7月24日:第15回 (予備日)

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50%(5回欠席で受講資格を失います)
レポート 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 【レポート課題の詳細】
・各教員が出す課題から1つを選択。
・課題は教員ごとに授業時に提示する場合とそうでない場合があります。最終授業日までに全ての課題リストをシラバス上に掲示します。
・字数・書式:教員ごとに指定します。特段の指定がないものはフリー。
・提出先:教務第一係・提出期日:第2期(9/5(木))。
・欠席が授業回数の3分の1を超えた場合、受講資格を失います。全14回の授業を予定しているので、5回欠席した時点で失格となります。(4/10の第1回から出欠を取ります。)


【レポート課題一覧】
・下記からテーマを1つ選んで作成してください。選択した科目の出題教員名を冒頭に明記すること。字数などのフォーマットは任意です。
・提出先:教務第一係
・提出期日:第2期(9/5(木))

1.宮本(考古学):「考古学と現代」という課題に対して、自分の専攻する分野からのアプローチによって論じなさい。

2.坂上(日本史学):鴻臚館跡の整備と活用についてのアイディアをできるだけ具体的に示しなさい。

3.佐伯(日本史学):あなたの専門分野における学術資料の多様な価値について、具体的に述べなさい。

4.国分(日本史学):君主・君主制とデモクラシーの関わりについて、自身の専門分野・研究テーマを活かしつつ、論じること。

5.辻田(考古学):現代の歴史教育において、先史時代が占める比重と役割をどのように考えますか。自分が受けてきた教育の実例から具体的に説明してください。

6.森平(朝鮮史学):人間の知を豊かにし、思慮を深めるため、自分の研究分野・研究テーマからどのような貢献ができるか、一般的な見地から考察してください。

7.小野(朝鮮史学):あなたが専門とする国(民族)の国史(national history)について、その特徴と描かれ方がどのように変化してきたのかについて説明してください。

8.中島(東洋史学):中国の一帯一路政策に関する外国語記事を紹介し、その内容について論評しなさい(留学生は日本語・母国語以外の記事が望ましい)。

9.岡崎(西洋史学):授業内容を念頭において、公共空間における情報管理問題と人社系専門知の関係について、具体的な例を通じて論ぜよ。

10.今井(西洋史学):講義の内容をふまえ、なおかつ自分の専門領域と照らし合わせながら、現代において過去の歴史的事象(国家や政治体制に限らず、事件や人物なども可)の「再来」がどのように語られているのかを、その論点や問題点とともに論じなさい。もちろん、地域や対象は日本に限らない。

11.清水(イスラム文明史学):社会と宗教の関わりについて、自らの専門分野の観点から述べよ。

12.高木(地理学):日本の国境地域の変容について、あなたの考えを述べなさい。

13.今里(地理学):任意の一農家を事例に,筆名をすべて聞き取り,図表等を作成して報告せよ。

14.遠城(地理学):「地域文化」の現状について具体的事例を通じて論じなさい。
学習相談 学習相談 : 個別の授業内容に関しては担当教員に直接教場にて
授業全体に関する事項は辻田まで

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)