文学部 人文学科 哲学コース
美学・美術史 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
西洋美術史講義 IIIB
History of Occidental Fine Arts (Lecture III)B
講義題目  フェラーラのルネサンス美術
准教授 伊藤 拓真
科目ナンバリングコード: LET-HUM2273J
講義コード:
2023 夏クォータ
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン D106(50) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/12 (15:32)
授業の概要 【4月12日 新バージョン】授業の予定を変更します。
ルネサンスにおけるフェッラーラ美術の展開を考察します。1933年の展覧会をきっかけとして、フェラーラのルネサンス美術研究は、20世紀前半のイタリアにおける美術史学の実験場となりました。現在フェッラーラで開催中のRinascimento a Ferrara展は、その後の経緯を踏まえたものとなります。この展覧会図録の内容を参照しながら、授業を進めます。

【旧バージョン】
この授業では、初期ルネサンス時代のフィレンツェ絵画の展開を、イタリア内外の美術との関係のなかで把握することを目標とします。今回は1490年頃から1520年頃を対象とする予定です。できるだけオーソドックスな美術史学的方法論を用いて、議論を行いたいと考えています。原則対面で行う予定です。

以下の各点を、到達目標とします。
・中世末からルネサンスにかけてのフィレンツェ絵画の展開を、具体的な作品の分析を通じて説明することができる。
・他地域と比較した場合のフィレンツェ絵画の独自性を、具体的な作品の分析を通じて説明することができる。
・フィレンツェ絵画の展開において、他地域の美術との交流が果たした役割を、具体的な作品の分析を通じて説明することができる。

同名の半期科目とクオーター科目は、同一科目として行います。クオーター制の学年の学生も、基本的には半期単位で受講してください。

(This course examines the development of the Florentine painting in the Renaissance period, which roughly corresponds to the 15th century.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
美術史に固有の方法による作品分析を用いて、対象とする領域を自在に論じることができる。 美術史に固有の方法による作品分析を用いて、対象とする領域を論じることができる。 美術史に固有の方法による作品分析を用いて、対象とする領域を論じた内容を理解できる。 美術史に固有の方法による作品分析が身についていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : スライド資料(電子媒体)を用いる予定です。購入が必要なテキストは使わない予定ですが、遠隔授業などの状況に応じてはやむを得ずに指定することがあるかもしれません。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 フィレンツェ絵画の諸問題
3 フィレンツェ絵画の展開
4 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)