文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本史学演習 IIA
Japanese History (Seminar II) A
講義題目  平安貴族社会の研究
九州産業大学・地域共創学部・教授 末松 剛
科目ナンバリングコード: LET-HUM3321J
講義コード:
2023 後期
集中
伊都イーストゾーン A(30) 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2023/4/10 (09:27) 〔集中講義の時期については追って連絡します。〕
授業の概要 平安貴族社会を中心とする平安時代の政治と文化について、平安貴族が書き残した文献の読解を通じて学びます。あわせて歴史物語など文学作品も援用して理解の幅を広げます。演習科目・史料研究科目ですので、各自の担当を決めて配付資料に掲載する史料を一緒に読み解いていくことになります。初めて知ることが多くはじめは戸惑うと思いますが、自分の力で歴史を学ぶ醍醐味を知ることもできます。自分の研究テーマと出会うこともあるでしょう。

(This seminar course introduces the Aristocratic society of the Heian period.)
キーワード : 平安貴族、宮廷儀礼、日記(古記録)
履修条件 : 日本史学演習VBと継続して履修することを推奨します
履修に必要な知識・能力 : 日本語および漢文・古文に関する素養
特記事項 各自が分担して報告し合う授業ですので、無断の遅刻欠席は厳禁です。レジュメの作成、レポートの提出など、決められたルールの下で学びます。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を正しく読むことができる。 専門分野の基本文献のうち例示された文章を理解することができる。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を論じることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法に沿って史料を読むことができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法に沿って例示された文章を理解することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 紙媒体のテキスト、各自担当部分について作成するレジュメ、スライド資料
参考書 : 適宜紹介します
授業資料 : 紙媒体のテキストを配付します

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 1) ガイダンス。授業の方針について解説し例示史料の読解。
2 2) 平安貴族社会に関する概説
3 3) 1.平安京に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習 各自担当史料に関する報告レジュメの作成。担当者以外は同史料に関する予習
4 4) 2.平安貴族に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習 各自担当史料に関する報告レジュメの作成。担当者以外は同史料に関する予習
5 5) 3.宮廷儀礼に関する史料読解。報告者の人数に応じて数回の授業にわたり講読します。 演習 各自担当史料に関する報告レジュメの作成。担当者以外は同史料に関する予習
6 以下、受講者数に応じて分担します。 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 要望があれば必要に応じて対応します。

授業以外での学習に当たって : 講読する史料に関する予習と復習。紹介された参考文献を自分で入手し読んでみると、授業内容への理解がより深まるでしょう。また、講読史料に関わる学外見学をおこなう場合もあります。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)