文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本史学演習 XIX
Japanese History (Seminar XIX)
講義題目  近代日本の書簡史料を読む――『伊藤博文関係文書』の研究
附属図書館 講師 原口 大輔
科目ナンバリングコード: LET-HUM4325J
講義コード:
2023 後期
毎週 水曜4限
伊都イーストゾーン 中央図書館4階演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2023/8/22 (09:18) 〔シラバスの一部を修正し、MoodleのコースURLを掲載しました(8/22)。〕
授業の概要 伊藤博文宛山県有朋書簡の講読を通して、日本近代史を研究するために必要な研究手法などを身につける。

(Through an in-depth study of the letters from Yamagata Aritomo(山県有朋)to Ito Hirofumi(伊藤博文), we will acquire and develop the practical specialist knowledge and skills needed for research in Modern Japanese History.)
キーワード : 日本近代史、書簡、伊藤博文、山県有朋
履修条件 : 特になし。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 初回授業時に報告の順番・担当を決めるので、受講希望者は必ず出席すること。
原則として対面で実施するが、状況に応じてオンラインを活用することもあり得る。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=52430
初回授業前日までに登録しておくこと。
なお、日本史学研究室所属以外の学生で履修を希望する学生は教員まで事前に連絡してください。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、史・資料を解読し史跡を調査することにより、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができ、新たな論点を示すことができる。 専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を解釈、分析することができない。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができ、新たな論点を提示することができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることができない。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現でき、新たな論点を提示することができる。 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で表現できる。 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で表現できない。
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得し、レポートという形式で自らの言葉で表現し、新たな論点を提示することができる。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得し、レポートという形式で自らの言葉で表現することができる。 専門分野の内容に関する深い理解と、レポートという形式で学問固有の思考方法を獲得する。 専門分野の内容に関する深い理解と、レポートという形式で学問固有の思考方法を獲得できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 演習形式で行います。
担当する書簡を詳細に検討したレジュメを作成し、論点に関する報告を行い、全員で質疑討論を行います。
報告内容は書簡内容の読み下し、解釈、語句の注釈、論点提示などになります。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 伊藤博文関係文書研究会編『伊藤博文関係文書』8(塙書房、1980年)。必要な個所をコピーで配布する。
参考書 : 授業中に指示するが、広く日本近代史に関する文献を濫読しておくこと。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス・報告担当者・報告範囲の決定 演習 関連する参考文献の収集
2 書簡史料を読んでみる 演習 事前に指定したテクストに関して予習してくること
3 関連論文を読んでみる 演習 指定した文献を読み、事前にペーパーを提出すること
4 演習報告 演習 演習報告に対する予習・復習を行うこと

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
U_C-1-1
[文献分析力]
U_C-1-2
[研究手法]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 20%
プレゼンテーション 40%
レポート 40%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 演習報告の内容とその際の質疑を踏まえ、報告内容を加筆修正したレポートを学期末に提出すること。
ただし、演習報告を行わなかった者、レポート未提出の者は成績評価を行わない。
なお、演習報告に対する参加者の質疑は、授業への貢献度として評価する。
学習相談 学習相談 : 授業終了後、あるいはメールにてアポイントを取ること。

授業以外での学習に当たって : 演習報告の準備は計画的に進めること。
また、受講者も予習・復習を怠らず、演習報告に対する質疑に積極的に参加すること。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)