文学部 人文学科 歴史学コース
朝鮮史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
朝鮮史学講義 VIIB
Korean History (Lecture VII)B
講義題目  日本の朝鮮支配政策と植民地社会
准教授 小野 容照
科目ナンバリングコード: LET-HUM3363J
講義コード:
2023 夏クォータ
毎週 火曜4限
伊都イーストゾーン 教室
M/J科目 (日本語, 韓国語)
更新情報 : 2023/4/2 (16:48)
授業の概要 日本の植民地時代(1910-1945)の朝鮮の歴史をどう評価するのかという問題は、朝鮮史の重要な争点のひとつである。それだけでなく、歴史認識問題や教科書問題といったかたちで現在の日韓関係にも影響を及ぼしている。この授業では、日本の支配政策、植民地朝鮮の社会、文化などを概観する。その際、植民地朝鮮についての基礎的知識の習得、植民地という過去が現在の韓国に及ぼしている影響、この2点に主眼を置いて講義を進めていく。

【この授業の進め方】
この授業はオンライン、毎週火曜日に授業の動画をアップするオンデマンド型です。
授業の動画のURLや配布資料などは、すべてmoodleで記します。
moodleでこの授業のコース「2023年度前期春学期夏学期・火4・朝鮮史学講義 VII,朝鮮史学講義 VIIA,朝鮮史学講義 VIIB(小野 容照)」をコース登録してください。このコースのURLは、シラバスに記してあります。

(This course provides an in-depth examination of specific aspects of Modern Korean History, especially colonial period.)
キーワード : 朝鮮史 近代史 植民地 
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=48834
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、史・資料を解読し史跡を調査することにより、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。
朝鮮半島や植民地の視点から、現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から十分に理解し説明できる。 朝鮮半島や植民地の視点から、現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。 朝鮮半島や植民地の視点から、現代世界における様々な人文現象や社会問題をある程度理解し説明できる。 朝鮮半島や植民地の視点から、現代世界における様々な人文現象や社会問題を、不十分ながら理解し説明できる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした形態であり,時折,学生との問答(moodleで質問を入力してもったり、授業中に質問してもらったり)を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。
参考書 : 授業中に紹介する。
授業資料 : 授業中に紹介する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション 興味のある事柄を調べてみたりする
2 植民地近代化論 興味のある事柄を調べてみたりする
3 韓国併合 興味のある事柄を調べてみたりする
4 日本の朝鮮統治政策(1): 武断政治 興味のある事柄を調べてみたりする
5 3・1独立運動 興味のある事柄を調べてみたりする
6 日本の朝鮮統治政策(2): 文化政治 興味のある事柄を調べてみたりする
7 日本の朝鮮統治政策(3): 戦時期・皇民化政策 興味のある事柄を調べてみたりする
8 その他(植民地朝鮮とオリンピック) 興味のある事柄を調べてみたりする
9 まとめ レポートに備える

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 70
出席 30

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : ほぼ毎回、moodleで課題に回答してもらったり、質問を記入してもらい、出席点とします。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 興味を持つことが大事だと思います。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)